シリーズ累計発行部数1,000万部を超える漫画を原作に、人間の体の中を舞台に繰り広げられる“世界最小の物語”を、永野芽郁=赤血球、佐藤健=白血球(好中球)のW主演で映画化する『はたらく細胞』が、12月13日より公開中。12月25日にグランドシネマサンシャイン池袋にて「4DX版上映サプライズ舞台挨拶」が行われ、永野芽郁、佐藤健が登壇した。
「笑って、泣けて、タメになる」映画として老若男女問わず幅広い世代が鑑賞し、絶賛の声が相次いでいる本作だが、映画のシーンに合わせて座席が上下や前後左右に動き、水しぶきやスモーク、匂いに至るまで完全に映画の中に没入できる4DX上映も話題に。この度、そんな4DX上映の鑑賞をかねてより熱望していた永野芽郁と佐藤健が完全シークレットで一般の観客と一緒に本編を鑑賞。上映が終了すると、客席に座っていた2人が立ち上がりサプライズ登場。MCの呼び上げで壇上に向かい、会場はまさかの本人登場に割れんばかりの大きな歓声と拍手に包まれた。
永野は「みなさんメリークリスマス!実は最初から皆さんと一緒に観ていたんですけど、すごく素敵な盛り上がり方をしてくださっていて、後ろから見ていてワクワクしました!」、佐藤は「メリークリスマス!どうでした4DX!?」と会場へ呼びかけ、客席全体から「サイコー!」と温かいレスポンスが。佐藤は続けて、クリスマス当日にイベントが開催されることについて「皆さん、今日12月25日ですよ。わざわざ映画館までお越しくださってありがとうございます。寂しいか…どっちかですよね。カップルばっかりかと思ったけど、そうでもないですね」と会場は大きな笑いに包まれながらも、クリスマス当日でも幅広い客層が来場していることに感謝の気持ちを述べた。
その気持ちに呼応するように客席からは自然と「私は7回目!」「12回目です!」など声が飛び交い、まさかの回数に佐藤も驚きの様子。「ちなみに2回目以上という方?」と呼びかけると、こちらも多くの観客が手を上げた。永野は「嬉しい!ありがとうございます」と満面の笑みで感謝の気持ちを表した。佐藤は「嬉しいですね。通常版とかIMAXとかでも色々観て欲しいですね」と様々なフォーマットでの鑑賞をお薦め。さらに白血球の帽子をかぶった子供連れの観客に対し、永野が「やっほー!かわいいー!」と反応し、佐藤も「最後までおとなしく観られて偉いね!」と優しく声をかけ、観客との交流を楽しんでいた。
永野、佐藤共に4DXで『はたらく細胞』を鑑賞したのは初めてだが、事前に武内英樹監督や、共演の阿部サダヲからもおすすめされていたそう。永野は「阿部さんも監督もそれぞれ劇場に観に行ったとおっしゃっていて、すごく気になっていたので、私も健さんと観に行く約束をしたんです。なので今日は楽しみにしてきました」と、実はかねてよりこの日のサプライズ鑑賞を企てていたことを明かした。佐藤は初の4DX鑑賞について「監督が4DX版のすべてのシーンに、どれくらい揺れるとか、どのタイミングで水がでるとか、匂いとか、そういったところを全部こだわっていたので、今日観られて良かったです」と大絶賛。同じく永野も「私もアトラクションと映画を一緒に観られている感じがして、すっごく楽しかった!」と興奮気味で4DXの迫力に大満足。さらに4DXならではの良さを問われると佐藤は「水族館のシャチショーのシーンとか、阿部さん演じる茂の体内でアルコールの雨が降っているシーンとか僕たちにも水がかかるんですよね」と、実際のシーンとリンクした4D特有の演出に感動しした様子を見せた。
先日のプレミアイベントで、4DX鑑賞時に水しぶきが出る演出に触れ「吊り橋効果でデートがきっとうまくいく」と豪語していた佐藤は「遊園地に行くのと同じですから。そしてロマンチックな映画を観ながら楽しめて、4DXは良いとこどりです。今日カップルで来られてる方がいらっしゃいましたら、この後告白したら…上手くいきます!最後に一歩前に進む一押しを、僕がしようと思います。責任は…監督が取ります」と聖夜に本作を観てくれたカップルを全力で応援するという姿勢を見せた。
この日はクリスマス当日ということで、プレゼント交換の話題となると、永野が「健さんにお渡ししたんですけど、健さんはくれなかった!プレゼント交換しようねって話していたんですけど…」と衝撃の告白。対する佐藤は「あ、当日にするタイプ?」ととぼけてみせ、永野が「いやいや、じゃあいつするんですか!」と華麗にツッコミ。さらに佐藤が「俺は新年のタイプだから」と言い切ると、永野は「いやいやおかしいじゃん何それ笑。プレゼントはクリスマス近辺で渡すものですから!年変わっちゃうと話違ってきちゃうから!」「なるほど、勉強になります」とすかさず返し、息の合った掛け合いに会場は大爆笑だった。
この日2人は本編上映前に“街ブラデート”をしてきたことを発表。永野は「2人でUFOキャッチャーしてきました!」、佐藤も「近くのゲームセンターに行って、白血球の帽子をUFOキャッチャーでとって、クリスマスプレゼントとしてお渡ししました」とスマートに回答。続けて永野が「2人でプリクラも撮りました!」と明かすと、会場中にどよめきと黄色い悲鳴が。佐藤は「アゴが小さく、目は大きくなって、すごいことになってましたよ」、永野は「健さんもともと顔が小さいのに、それがより強調されてましたよね。SNSか何かでお披露目しますので楽しみにしていてください!」と2人そろって笑顔でコメント。2人の街ブラデートとサプライズ舞台挨拶の様子は、後日Youtubeチャンネル「佐藤 健 / Satoh Takeru」で公開予定。
この後のクリスマスの予定を聞かれると、永野はすかさず「このあと健さん、一人で夜ご飯食べるんですよね。かわいそう(笑)!」と佐藤の予定を暴露。佐藤は「全然かわいそうじゃないんですよ!12月26日が、親友の城田優の誕生日で、25日の夜はいつも城田とごはんを食べて12時のカウントダウンをして祝うのが毎年の恒例なんです。でも今年は城田がドラマ撮影で忙しくて会えなくて、急に僕の予定が空きまして…。なので家で一人でご飯を食べます。クリスマスなので、ポトフを食べます。ブロッコリーもジャガイモも入っているポトフを、泣きながら食べます!」とこの後のリアルな予定を告白した。
一方、永野はこの後の予定について「私はヘアメイクさん、スタイリストさん達とクリスマスパーティをします!」と佐藤とは対照的にしっかりとクリスマスを楽しむ予定を組んでいることを明かした。「いいですね…」とうらやましそうな佐藤に、永野は「かわいそうって言いましたけど、嘘ですから!(笑)。健さんもいいクリスマスですね!」とフォロー。負けじと佐藤は「でも俺は誕生日とかクリスマスとか年越しの瞬間とか一人で過ごすのが好きなんですよ!普段も一人が好きだし。みんなは今すごい楽しいんだろうな、と思うと幸せな気持ちになる。イルミネーションとかで盛り上がってるところを一人で歩くのが好きなんです」と食い気味に発言。これに対し永野が「一人の時間もお好きだから、特別な日に一人で過ごせてるっていうの、いいですね」と返すと、佐藤が思わず「でももっと誘ったりしてよ!(笑)」と声を上げる一幕も。永野は思わず「パーティ、きますか?(笑)。でもクリスマスにお誘いするのは、ちょっと違うじゃないですか(笑)」と、突然のビジネスライクな発言に会場も大爆笑。続けて永野が「今度ポトフ作ったら写真見せてくださいね!」と言うと、佐藤が「俺は作らないけどね!作るのが偉いとか思わない方が良いし!クリスマスも2人で過ごした方が偉いだなんて思わないでね!」とまくし立て、永野が「誰もそんなこと言ってないですよ!(笑)」と返し、長年の仲だからこそ繰り出せる息の合った掛け合いに会場全体が大きな笑いと拍手に包まれた。
イベントの最後には、この時別な日に一緒に映画を観ることのできた観客の皆へ、改めて2人からメッセージが送られた。佐藤は「メリークリスマス!この一年の中でも大好きな日に、皆さんにお会いできてとっても嬉しいです。良い思い出になりました。皆さんにとってもそうであるといいなと願っております。まだまだこの映画は上映が続きますし、まだ観ていない方もたくさんいると思いますので、是非周りの方に広めていただければ我々はとっても喜びます!今日は本当にありがとうございました」と投げかけ、永野も同じく「後ろから観ている皆さんの姿が、私はすごく嬉しくて、この映画を純粋に楽しんで下さっているのが凄く幸せでした。4DXだけじゃなくて、通常版とかいろんな種類もあるので、ぜひまた大切な人と劇場に行ってみてください」としめくくり、クリスマスのサプライズ舞台挨拶は大成功で幕を閉じた。
『はたらく細胞』
2024年12月13日(金)公開
監督:武内英樹
原作:清水茜「はたらく細胞」 原田重光 初嘉屋一生 清水茜「はたらく細胞BLACK」
脚本:徳永友一
主題歌:Official髭男dism「50%」
出演:永野芽郁 佐藤健 芦田愛菜 山本耕史 仲里依紗 松本若菜 染谷将太 板垣李光人 加藤諒 加藤清史郎 マイカピュ 深田恭子 片岡愛之助 新納慎也 小沢真珠 Fukase(SEKAI NO OWARI) 阿部サダヲ
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 映画史上最“小”の主人公…その名は、細胞。人間の体内の細胞、その数なんと37兆個。酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球、そのほか無数の細胞たちが、あなたの健康と命を守るために日夜全力ではたらいているのだ。高校生・漆崎日胡(芦田愛菜)は、父親の茂(阿部サダヲ)と2人暮らし。まじめな性格で健康的な生活習慣の日胡の体内の細胞たちは、いつも楽しくはたらいている。一方、不規則不摂生に日々を過ごす茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちがいつも文句を言っている。親子でも体の中はえらい違いだった。仲良し親子のにぎやかな日常。しかし、その体内への侵入を狙う病原体たちが動き始める…。漆崎親子の未来をかけた、細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける!?
©清水茜/講談社 ©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会