萩原利久と河合優実の“思いがけない出会い”と“恋の始まり”を捉えた特報映像2種『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』

ジャルジャル・福徳秀介の恋愛小説を、主演に萩原利久、ヒロインに河合優実を迎えて映画化した『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』が、2025年4月に公開される。このほど、2種の特報映像が披露された。

▲「セレンディピティ」編

▲「惹かれ合うふたり」編

監督は映画『勝手にふるえてろ』、『私をくいとめて』、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」など、数々の話題作を手がける大九明子。個性的かつリアリティあふれる女性主人公を描くことが多かった監督が、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦。観客や視聴者から絶大なる共感を呼ぶ大九監督の新境地にして最高傑作が完成した。

主人公の冴えない大学生・小西徹を演じるのは、萩原利久。大九監督作品には、「想ひそめし」、『美人が婚活してみたら』に続き、3作目の出演となる。小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花には、ドラマ「不適切にもほどがある!」で一躍大ブレイクを果たした河合優実。以前からその演技力を高く評価されていた河合が、お団子頭が印象的な凛とした花を好演する。「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」以来、2度目の大九監督作品出演で、萩原とは初共演となる。

主人公・小西のバイト仲間・さっちゃんには、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で注目され、以降多くの話題作に途切れることなく出演し続ける注目の若手俳優・伊東蒼。「映画をみてくださる皆さんにも愛されるように、大切に演じました。通学で通った街、大好きな地元で撮影することができて常に胸がいっぱいでした」と振り返った。また、小西の唯一の友人・山根には映画『さよならほやマン』で鮮烈な印象を残した黒崎煌代。「この映画が持つ独特な雰囲気とテンポ感と色合いと物語がとても美しくスクリーンに投影されていて、最高な映画です」とコメントを寄せた。

2種の特報映像の「今日の空はどうですか?」というセリフから始まる「セレンディピティ」編。桜田に偶然出会ったことで小西の毎日が輝きだし、楽しそうに笑い合う2人だが、「ずっと、なんてない」という言葉と共に雨に打たれる小西の後ろ姿で映像は終わる。2人に何が起こったのか?“セレンディピティ”という言葉通り、“思いがけない出会い”から始まった2人の日常が印象的に描かれている。一方、「惹かれ合うふたり」編では、電車内で言葉なく見つめ合い、お互いに視線をそらさず「ばいばーい」と別れ難そうにする“2人だけの時間”が流れる。恋が始まる時の、甘酸っぱい空気に包まれ、この恋の行方がますます気になる映像となっている。

■伊東蒼(さっちゃん役) コメント
原作を読んで、さっちゃんには文章でも伝わってくるほどのエネルギーと素直さとまっすぐさがあって、それでいて少し臆病で、とても愛おしい人という印象を受けました。さっちゃんが大好きです。映画をみてくださる皆さんにも愛されるように、大切に演じました。通学で通った街、大好きな地元で撮影することができて常に胸がいっぱいでした。落ち込んだ時に思い出したい、温かい言葉が沢山詰まっている原作を読んで、公開をお待ちいただけたらと思います!是非劇場でご覧ください。

■黒崎煌代(山根役) コメント
山根役を演じさせていただきました、黒崎煌代です。山根は「山根弁」という独自の方言を所有している男です。監督と相談して発音を決めていきました。耳に残るといいな、山根弁。笑 この映画を観た時の感想は、斬新!でした。この映画が持つ独特な雰囲気とテンポ感と色合いと物語がとても美しくスクリーンに投影されていて、最高な映画です。「音」に特化した映画なので、ぜひ映画館で見て欲しいです!

『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』
2025年4月 テアトル新宿ほか全国ロードショー
監督・脚本:大九明子
原作:福徳秀介「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」
出演:萩原利久 河合優実 伊東蒼 黒崎煌代
配給:日活

【ストーリー】 思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送る小西。学内唯一の友人・山根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないことでふざけあう日々。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田の凛々しい姿に目を奪われた。思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合する。会話が尽きない中、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。その言葉は、奇しくも、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じで、桜田と出会えた喜びにひとり震える。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が2人を襲う。

©️2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会