食材=ターゲットはタグ付けされた住民たち!祝祭が狂宴と化す『サンクスギビング』予告編

クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスがタッグを組んだホラー映画『グラインドハウス』の中で上映されたイーライ・ロス監督によるフェイク予告編『感謝祭(Thanksgiving)』が、ロス監督自らの手により、16年の時を経て長編映画化された『サンクスギビング』が、12月29日より公開される。このほど、予告編とポスタービジュアルが披露された。

家族や愛する人々と共に日々の恩恵に感謝し祝福する、一年で最も盛大な祝祭である“感謝祭(=サンクスギビング)”。エプロンをして、コンロに火をつけ、野菜を切って塩コショウをして、音楽にのって楽しそうに料理をする謎の人物。しかし調理をされているのは、食材ではなく、なんと人だった…。

アメリカ・マサチューセッツ州の田舎町。感謝祭の日、突如起こった連続猟奇殺人により町は恐怖のどん底に突き落とされる。感謝祭のご馳走に模した残虐なやり口で、次々と謎の殺人鬼の犠牲になる住民たち。次のターゲットは誰なのか。なぜ彼らは狙われるのか。メイフラワー号でアメリカに渡った清教徒“ピルグリム・ファーザーズ”の指導者ジョン・カーヴァーのお面に身を隠した謎の殺人鬼の正体は?

監督は、タランティーノが製作総指揮を務めたホラー映画『ホステル』を手掛け大ブレイクした後、『グリーン・インフェルノ』やキアヌ・リーブス主演のサイコスリラー『ノック・ノック』など、壮絶な恐怖と残虐描写で世界中に物議を醸してきたホラー界の鬼才イーライ・ロス。

『サンクスギビング』
2023年12月29日(金)全国公開 
監督・製作・脚本:イーライ・ロス
出演:パトリック・デンプシー アディソン・レイ マイロ・マンハイム ジェイレン・トーマス・ブルックス ネル・ヴェルラーク リック・ホフマン ジーナ・ガーション

【ストーリー】 感謝祭(=サンクスギビング)発祥の地マサチューセッツ州プリマス。一年に一度の祝祭に沸き立つ人々だったが、突如、ダイナーで働く女性が何者かに惨殺される事件が起こる。その後も一人、また一人と消えてゆく住民たち。彼らは皆、調理器具を凶器に、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模した残酷なやり方で殺害されていた。街中が恐怖のどん底に突き落とされるなか、地元の高校の仲良しグループのジェシカたちは、ジョン・カーヴァーを名乗る謎のインスタグラムの投稿にタグ付けされたことに気づく。そこには豪華な食卓が用意され、自分たちの名札が意味深に配されていた…。