持ち運び可能な卵型の“ポッド”で赤ちゃんを育てるカップルを描いたSFラブコメディ『The Pod Generation(原題)』が、邦題『ポッド・ジェネレーション』として、12月1日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルが披露された。
本作は、AIが発達した近未来のニューヨークを舞台に、持ち運び可能な卵型の“ポッド”で赤ちゃんを育てることを選択したあるカップルの変化を描いた物語。ハイテク企業に勤めるレイチェルは、新しい出産の方法を提案する最新テクノロジーに心惹かれる。一方、自然界の多様性を守ろうと日々奮闘している植物学者のアルヴィーは、自然な妊娠を望む。そんな2人が“ポッド妊娠”を選択し、出産までの10ヶ月間でどのような“新時代の育児”と向き合うのかを、優しく、時にコミカルに描く。
主演は、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでエミー賞4度ノミネート経験のあるエミリア・クラーク。本作で製作総指揮としても参加しているクラークは、“女性の自由の可能性”と“母性の葛藤”を、レイチェルという人物を通して体現した。共演は、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォー。
監督は、本作が長編3作目となるソフィー・バーセス。本作で「商品化に最もそぐわないものをテーマに据えようと考えた」というバーセスは、洗練されたビジュアルと遊び心、そして哲学的な感性を持って、“新しい未来”に切り込んだ。
『ポッド・ジェネレーション』
2023年12月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、ホワイトシネクイントほか全国公開
監督:ソフィー・バーセス
製作総指揮・出演:エミリア・クラーク
出演:キウェテル・イジョフォー
配給:パルコ
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