勝地涼&広瀬アリス&山里亮太による『パワーレンジャー』公開アフレコ! 山ちゃん、続編ではピース綾部に格差を見せつける!?

日本発の”スーパー戦隊”シリーズをハリウッドが製作費120億円を投じてリブートした映画『パワーレンジャー』の公開アフレコが17日に行なわれ、日本語版の声優を務める勝地涼(レッド・レンジャー/ジェイソン役)、広瀬アリス(ピンク・レンジャー/キンバリー役)、南海キャンディーズの山里亮太(おしゃべりなロボット、アルファ5役)が参加した。

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アニメーションの声優は経験しているものの実写洋画作品の吹き替えは初めてという勝地は、「戦隊ヒーローと言えば、誰しもが通る憧れの存在。その中でレッド・レンジャーをやらせてもらうのは非常に光栄です。どちらかというと自分がキレンジャーとかグリーン寄りのキャラクターなので僕がレッドでいいのかなという申し訳ない気持ちもありますが」と感慨深げ。以前に声優を務めた監督に相談し、「アニメとは全然違う。(アフレコ時に)英語のセリフが聞こえてくるから、それを味方につければいい」とのアドバイスをもらったという。

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声優業に初めてチャレンジした広瀬は、「兄がいるので小さい頃から戦隊モノには親しんでいました。それがハリウッドで実写化され、しかも初めての声のお仕事だったので始まる前は不安しかありませんでした」と話し、山里の「ピンクは全男子が恋をするからね」との合いの手に、「恋してもらえたらいいな」とほほ笑んだ。
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一方、山里は公開アフレコの場で日本語版監督から何度もダメ出しされ、「ここに出る前は2人に先輩面していたんだけど、自分が一番下手だという」と苦笑。「2人は役者さんなので引き出しの数が違う。俺は小箱が1個置いてるだけだから(笑)。大きく出すか、小さく出すかくらい。『おはようございま~す』ってやってることしかないからね」と会場を笑いに包んだ。
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ハリウッドでのワールド・プレミアにも参加し、現地の盛り上がりに改めて本作の人気を実感したという勝地と広瀬。ハリウッド行きを今初めて知ったと言う山里は「レッドカーペット歩きたかったですよ! 続編があったらレッドカーペットを歩いて、渡米したピースの綾部祐二がその頃バイトしているであろうカフェに行ってコーヒーでも飲みたいですね。ちょっと多めに払ってあげて”パンでも買い”と言ってね」と続編に期待を膨らませた。
勝地は「戦隊ものは子供向けというイメージがありますが、本作はアクションもドラマも大人が観ても十分楽しめる」とアピール。山里は「宇宙語で会話するシーンが本当に難しい。何が正解だか分からなかった。『ドラクエ』の復活の呪文みたいのをずっと言っているんです。その成果を観ていただきたいですね」と力を込めた。

『パワーレンジャー』
7月15日(土)より全国公開
監督:ディーン・イズライト
出演:デイカー・モンゴメリー ナオミ・スコット RJサイラー ベッキー・G
配給:東映