広瀬すず「私、溜まってたんだな…」スコーン!と気持ちよくなった意外な出来事を告白!

2021年に映像化もされた「子供はわかってあげない」で漫画賞を総ナメにした田島列島の同名漫画を、『そして、バトンは渡された』の前田哲監督が広瀬すずを主演に映画化する『水は海に向かって流れる』が6月9日より公開される。このほど、5月10日に有楽町朝日ホールにて完成披露試写会が行われ、広瀬すず、大西利空、高良健吾、戸塚純貴、當真あみ、生瀬勝久、そして前田哲監督が登壇した。

26歳のOLという初めての役柄に挑戦した広瀬。オファーが来た時に「多分、妹とか末っ子のイメージが強いと思うので、なんで私に話が来たんだろう?」と思ったそうだが、「新しい挑戦でもあり、OLとはいえ働いてるシーンはないので意外とありのまま変に構えずにできるかも」と思い直し、役に臨んだという。

長編に初出演となった當真は、「本当に緊張していて、目に見えて震えがわかるぐらいだった。でも皆さん話しかけてくださって。緊張して内容は覚えてないんですけど、後半に行くにつれてリラックスできました」と撮影を振り返る。

そんな當真に対して広瀬も、「かわいい〜かわいいね〜って(笑)。かわいくてあんまり話入って来なくて。私は緊張に気づいてなかったんですけど、可愛すぎて…。私がビビって全然話かけられませんでした…(笑)」と苦笑いで明かしていた。

最近スッキリしたことを聞かれた広瀬は、「最近出た作品で喉が潰れるほど声を出し続けたことがあって、すごいスッキリして。私、溜まってたんだな…って(笑)。自覚はなかったですけど、声に出したらスコーン!と気持ちよくなって、スッキリしましたね」と、知らずに溜まっていたストレスを意外な出来事で発散したこと明かしていた。

『水は海に向かって流れる』
2023年6月より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:前田哲
原作:田島列島「水は海に向かって流れる」(講談社「少年マガジンKCDX」刊)
脚本:大島里美
主題歌:スピッツ「ときめきpart1」(Polydor Records)
出演:広瀬すず 大西利空 高良健吾 戸塚純貴 當真あみ 勝村政信 北村有起哉 坂井真紀 生瀬勝久
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ

【ストーリー】通学のため、叔父・茂道(高良健吾)の家に居候することになった高校生の直達(大西利空)。だが、どしゃぶりの雨の中、最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さん(広瀬すず)だった。案内されたのはまさかのシェアハウス、いつも不機嫌そうにしているが、気まぐれに美味しいご飯を振る舞う26歳のOL・榊さん、親に黙って脱サラしたマンガ家の叔父・茂道(通称:ニゲミチ)、女装の占い師・颯(はやて)、海外を放浪する大学教授・成瀬(なるせ)…と、いずれも曲者揃いの男女5人、さらには、拾った猫ムーをきっかけにシェアハウスを訪れるようになった直達の同級生で颯の妹・楓(かえで/當真あみ)も混ざり、想定外の共同生活が始まっていく。そして、日々を淡々と過ごす榊さんに淡い想いを抱き始める直達だったが、なぜか「恋愛はしない」と宣言する彼女との間には、過去に思いも寄らぬ因縁が…。

©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社