フランス映画祭2017にてイザベル・ユペール&ヴァーホーヴェン監督来日決定!

イザベル・ユペール主演、ポール・ヴァーホーヴェン監督で贈る、世界の賞レースを席巻し話題を呼んだ異色のサスペンス『エル ELLE』(8月公開)が、フランス映画祭2017での上映が決定した。それに合わせてヒロインを演じたイザベル・ユペールとポール・ヴァーホーヴェン監督が揃って来日することが決定。フランスの大女優にして、年を重ねる度に活躍の幅を広げ、新しい顔を見せてくれるユペールは、デビュー間もない頃に監督の『ルドガー・ハウアー/危険な愛』を観たことが本格的に“女優”としての覚悟を決めたきっかけになったといい、彼女にとってヴァーホーヴェン監督は特別な存在と言える。

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今回、ハリウッドのA級女優たちが断り続けたこの難役を是非自分で撮って欲しいと立候補し勝ち取り、世界の賞レースで続々受賞を遂げ、初のアカデミー賞ノミネートを果たした。ユペールの来日は、昨年のフランス映画祭で団長を務めて以来約1年ぶりとなります。ヴァーホーヴェンは、『トータル・リコール』で誰も観たことのない未来を提示し、『氷の微笑』ではエロスとスリラーを融合させてセンセーションを巻き起こすなど、常に時代を挑発するエンタテインメントを提供してきた監督だが、今回は初のフランス映画にして非常に高い評価を受けている。来日は『ブラックブック』のプロモーションで来日して以来約10年ぶりとなる。

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新鋭ゲーム会社の社長を務めるミシェルは、一人暮らしの瀟洒な自宅で覆面の男に襲われる。その後も、送り主不明の嫌がらせのメールが届き、誰かが留守中に侵入した形跡が残される。自分の生活リズムを把握しているかのような犯行に、周囲を怪しむミシェル。父親にまつわる過去の衝撃的な事件から、警察に関わりたくない彼女は、自ら犯人を探し始める。だが、次第に明かされていくのは、事件の真相よりも恐ろしいミシェルの本性だった──。

フランス映画祭での上映は、6月23日(金)有楽町朝日ホールにて。チケット発売は、5月27日(土)より。

『エル ELLE』
2017年6月23日(金)有楽町朝日ホールにて
監督:ポール・ヴァーホーヴェン
原作:「エル ELLE」(ハヤカワ文庫) フィリップ・ディジャン 『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』
出演:イザベル・ユペール  
配給:ギャガ


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