『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』などの話題作を世に送り出すスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画を担当、『新聞記者』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した藤井道人が監督・オリジナル脚本で挑む、横浜流星主演のサスペンス・エンタテインメント『ヴィレッジ』が、4月21日より公開される。このほど、3月30日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて完成披露イベントが行われ、キャストの横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、古田新太、そして藤井道人監督が登壇した。
藤井監督とは6回目のタッグとなった横浜は、「藤井監督とは7年の付き合いで、公私ともにお世話になっている」とし、「藤井組の長編映画では初主演だったので、より一層気合が入った」とコメント。これに対して藤井監督は「スターサンズという僕を育ててくれた映画会社で、流星が主演ということで、すごく責任があった。押し潰されそうになった瞬間があったんですけど、流星に励ましてもらいながら、映画を撮ることができた」と、撮影秘話を明かしていた。
本作が俳優として出演する作品の2作目だという作間は、夜中に横浜の撮影シーンをずっと見ていたそうで「集中力がすごい。何時間もシリアスなシーンをずっと撮っているんですけど、終わるまで全然弱音を吐くこともなく、ずっときちんとした顔でやってらっしゃるので、すごいなあと思いました」と横浜の演技に対する姿勢を絶賛。
横浜は作間について「本当に彼は実直で。朝5時までの撮影だったんですけど、ずっと現場に残ってくれて。作品に対する真っ直ぐな姿勢を見て、すごく好感を持ちました。これからもっとお芝居をやって欲しいですね。すごく堂々としていて、2作目だというのが意外」とこちらも褒めちぎると、作間は「いやいや…(笑)」と謙遜しつつ、「2作目の舞台挨拶で、まさかTOHOシネマズ 六本木ヒルズのスクリーン7に立つとは思ってもいなかったです。昨日もちょうど(客席を指差して)あの辺で観てたんで。舞台側に来るとは思わなかったです(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
『ヴィレッジ』
2023年4月21日(金)より、全国公開
監督・脚本:藤井道人
音楽:岩代太郎
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸
出演:横浜流星 黒木華 一ノ瀬ワタル 奥平大兼 作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 淵上泰史 戸田昌宏 矢島健一 杉本哲太 西田尚美 木野花 中村獅童 古田新太
配給:KADOKAWA/スターサンズ
【ストーリー】 夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村。神秘的な「薪能」の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃より霞門村に住む片山優は、美しい村にとって異彩を放つこの施設で働いているが、母親が抱えた借金の支払いに追われ希望のない日々を送っている。かつて父親がこの村で起こした事件の汚名を背負い、その罪を肩代わりするようにして生きてきた優には、人生の選択肢などなかった。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語は大きく動き出す。
©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会