キリスト教一派の村で起きた連続レイプ事件。それは悪魔の仕業か犯罪か?『ウーマン・トーキング 私たちの選択』6月公開

本年度、アカデミー賞®作品賞・脚色賞の2部門にノミネートを果たし、これまで世界の賞で46賞を受賞、158賞にノミネートされている話題作、『ウーマン・トーキング 私たちの選択』が、6月2日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

赦すか、闘うか、それとも去るか。2010年、自給自足で生活するキリスト教一派の村で起きた連続レイプ事件。これまで女性たちはそれを「悪魔の仕業」「作り話」である、と男性たちによって否定されていたが、ある日それが実際に犯罪だったことが明らかになる。タイムリミットは男性たちが街へと出かけている2日間。緊迫感のなか、尊厳を奪われた彼女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行う。

原作は2018年に出版され、NEW YORK TIMES ブックレビュー誌の年間最優秀書籍に選ばれたミリアム・トウズによる同名ベストセラー小説「WOMEN TALKING」。2005年から2009年にボリビアで起きた実際の事件を元に描かれている。

監督は『死ぬまでにしたい10のこと』(03)などで女優として活躍しながら、2006年、『アウェイ・フロム・ハー君を想う』で監督、脚本家としてデビューし数々の賞を受賞したサラ・ポーリー。すでにオスカー前哨戦では脚色賞を数多く受賞、本年度のアカデミー賞®でも、作品賞、脚色賞の2部門にノミネートされている。

主演はその演技力で2度アカデミー賞®にノミネートされたルーニー・マーラ。その他、Netflixのドラマシリーズ 「ザ・クラウン」で主演女優賞、最優秀ゲスト女優賞と2度エミー賞を獲得したクレア・フォイ、ジェシー・バックリー、日本でも『007』シリーズ、Q役でおなじみのベン・ウィショーなどそうそうたるメンバーが出演。出演とプロデュースを務めたオスカー女優フランシス・マクドーマンドは本作のオプション権を獲得後、ブラッド・ピットが率いる映画制作会社PLAN Bへ話を持ち込み、映画化が実現した。PLAN Bはその意欲的な映画製作で『ムーンライト』(16)、『ミナリ』(20)など数々のオスカー受賞作を手掛けている。

ポスタービジュアルには、6人の女性たちの姿が。彼女たちの口元をタイトルが覆い、語り合いで進行するストーリーを想起させ、女性たちの決意のまなざしを強調する。もうひとつ印象的なのが、右側から差し込む光を見つめる主人公・オーナ。 彼女たちの決断は、未来を切り開く希望の一手となるのか?実話を基に描かれる感動の物語を、劇場で見届けてほしい。

そして、本作のオンラインムビチケが3月3日より、ムビチケホームページにて販売開始。詳細は本作公式サイトにて。

『ウーマン・トーキング 私たちの選択』
2023年6月2日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開
監督・脚本:サラ・ポーリー
原作:ミリアム・トウズ
出演:ルーニー・マーラ クレア・フォイ ジェシー・バックリー ベン・ウィショー フランシス・マクドーマンド
配給:パルコ ユニバーサル映画

【ストーリー】 赦すか、闘うか、それとも去るか。2010年、自給自足で生活するキリスト教一派の村で起きた連続レイプ事件。 これまで女性たちはそれを「悪魔の仕業」「作り話」である、と男性たちによって否定されていたが、ある日それが実際に犯罪だったことが明らかになる。タイムリミットは男性たちが街へと出かけている2日間。緊迫感のなか、尊厳を奪われた彼女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行う。

© 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved.