青柳翔「生きることは罪なのか?」大坪あきほ初主演!片嶋一貴監督作『孤独な楽園』2023年初夏公開

岡山県倉敷市と玉島が全面協力し、『アジアの純真』『いぬむこいり』など、エッジの効いた作品で話題の片嶋一貴監督が、長編映画初出演にして初主演の大坪あきほ、共演に青柳翔(劇団EXILE)を迎えて描く大人の物語『孤独な楽園』が、2023年初夏より公開されることが決定した。併せて、大坪、青柳らよりコメントが寄せられた。

新連載のスタートが控えている人気小説家・津島耀(青柳翔)は、スランプに陥り、原稿用紙は白紙のまま時間だけが過ぎてゆく。母に棄てられ、厳格なクリスチャンの父を自死で亡くして心に傷を負っている少女・あやめ(大坪あきほ)は、過干渉の叔母に育てられ、島の工場で働きながら変化のない日々を送っていた。ある日、外国人の同僚から依頼され、あやめが代筆した1通のラブレター。「私の愛を見つけてください」たまたま手紙を目にしたのは、津島だった。出会うはずのない2つの人生が交錯したその先に、楽園は見つかるのだろうか?

母親に捨てられた少女・須佐あやめを演じるのは、長編映画初出演にして初主演を射止めた大坪あきほ。苦悩する人気小説家・津島耀役に、青柳翔(劇団EXILE)。『アジアの純真』(2011)、『たとえば檸檬』(2012)、『いぬむこいり』(2017)など、エッジの効いた作品で話題の片嶋一貴が監督を務める。片嶋は『たとえば檸檬』で脚本に携わった吉川次郎と今作で久々にタッグを組み、登場人物が抱える孤独を炙り出していく。

■大坪あきほ(須佐あやめ役)コメント
オーディションが2019年、それから世界中が変わる大きな出来事が起き、当たり前が当たり前じゃなくなっていく日々。もしこの作品が公開出来なくなったら。。。と思いつづけた月日が長くもありやっと映画が無事公開に向けて皆さんに観て頂けるという事、本当に感謝しております。作品に携わってくれた多くのスタッフさん、岡山の現地で協力をしてくださった皆さんにただただ感謝の気持ちでいっぱいです。一言二言では語れないこの作品への思いを本編に全て込めました。この『孤独な楽園』を観てくださった皆様の心の何かになれたらこれ以上ない幸せです。是非是非映画館に足を運んでくださったら嬉しいなぁと思います。

■青柳翔(劇団EXILE/津島耀役)コメント
今回、津島耀役を演じさせていただきました青柳翔です。まだまだ小僧ですがそろそろ人生の折り返し地点なのかな?まだ小僧か。しかし、このままでいいのかな?と考える時間が多くなってきました。演じる以外で何かを作る苦しみや楽しさを味わう事も今後増えて行くと思っています。まさにそんな事を考えている僕と同世代の皆さんには、是非観てもらいたいです。片嶋さんの世界観、純文学が好きな人、たくさんの方に観てもらい、生きることは罪なのか?という問いに映画を通して感じて頂けたらと思っています。

■金延宏明(エグゼクティブプロデューサー)コメント
この作品では、瀬戸内海に面した一地方都市を舞台にした人間ドラマを描きます。撮影は、岡山県倉敷市を中心に、岡山県の全域で撮影を行いました。岡山県の行政及び市民の皆様のお力をお借りして、人間存在の不条理をテーマとした愛の物語、家族の物語を、映画作品として作り上げました。皆様、渾身の作品をぜひお楽しみに。よろしくお願いいたします。

『孤独な楽園』
2023年初夏公開
監督:片嶋一貴
脚本:吉川次郎
エグゼクティブプロデューサー:金延宏明
出演:大坪あきほ 青柳翔

【ストーリー】新連載のスタートが控えている人気小説家・津島耀(青柳翔)は、スランプに陥り、原稿用紙は白紙のまま時間だけが過ぎてゆく。母に棄てられ、厳格なクリスチャンの父を自死で亡くして心に傷を負っている少女・あやめ(大坪あきほ)は、過干渉の叔母に育てられ、島の工場で働きながら変化のない日々を送っていた。ある日、外国人の同僚から依頼され、あやめが代筆した1通のラブレター。「私の愛を見つけてください」たまたま手紙を目にしたのは、津島だった。出会うはずのない2つの人生が交錯したその先に、楽園は見つかるのだろうか?