日本最大級の小説投稿サイト「エブリスタ」(旧・E★エブリスタ)で人気No.1の携帯小説として話題となり、2014年には村瀬克俊によって漫画化されたウェルザードによるホラー小説を、羽住英一郎監督が橋本環奈主演で映画化する『カラダ探し』が、10月14日より公開される。このほど、10月5日に東京都立豊島高等学校にて公開直前イベントが行われ、キャストの橋本環奈、山本舞香、横田真悠、そして羽住英一郎監督が登壇した。
橋本、山本、横田の3人がサプライズで登場すると、学生たちから驚きと歓喜の声が。予想以上の黄色い歓声に迎えられた橋本は、「こんなにキャーキャー言われると思ってなくてですね(笑)。多少あると思ってたんですけど、本当に嬉しいです」と挨拶し、「ちょっと照れてます(笑)」と笑顔を見せた。
生徒からの質問に答える場面で、「怖いのは得意ですか?」という質問が。橋本は「撮影は北九州で泊まり込みだったんですけど、毎日3人で一緒に、お風呂に入っていたり」寝る前まで一緒にいたそうで、怖さはなかったという。廃校での撮影で「トイレが外に出て隣の建物あって。夜は真っ暗だから、トイレ行くのに二人(山本と横田)が『怖いから、ついてきてくれ』って言って、何回もトイレに行き来した」と、毎回トイレの付添いをしていたことを明かした。
また、「最近、ハラハラドキドキしたことありますか?」という質問に、橋本は「ないんですよ」と困り顔。続けて「ビックリとかもしないタイプで、怖がることもないんですよ。多分無敵だと思われてて…。感情がないんですかね?大丈夫かな(笑)?」と、途中から橋本の悩み相談のような展開になっていた。
『カラダ探し』
2022年10月14日(金) 全国公開
監督:羽住英一郎
原作:ウェルザード「カラダ探し」
主題歌:Ado「行方知れず」 作詞 作編曲 椎名林檎(ユニバーサル ミュージック)
出演:橋本環奈 眞栄田郷敦 山本舞香 神尾楓珠 醍醐虎汰朗 横田真悠 栁俊太郎 西田尚美 柄本佑
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 7月5日、県内の高校に通う森崎明日香(橋本環奈)はいつも通りの高校生活を送っていたが、学校にいるはずのない幼い少女から「私のカラダ、サガシテ」と不気味な言葉を言われる。不思議なできごとに違和感を覚えつつ、その日もいつも通り1日を終えようとしていた。しかし、深夜0時を迎えた瞬間、気付くと明日香は深夜の学校にいた。そこには、明日香と幼馴染だが遠い存在になってしまった高広と、普段接点もないクラスメイト4人がいた。何が起きているのか分からない6人だったが、そこへ突如、全身が血で真っ赤に染まった少女“赤い人”が現れ、全員を惨殺していった。全てが終わったかと思ったその時、明日香は自分の部屋のベッドで目を覚ます。そこは7月5日の朝だった。その日から、明日香たちは同じ日を繰り返すことになる。明日を迎える唯一の方法は、校内に隠された、とある少女のバラバラにされた“カラダ”をすべて見つけ出すことだった。すべての“カラダ”を見つけ出さなければ、“赤い人”に殺され続け、永遠に7月5日が繰り返される…。繰り返される“恐怖”と“絶望”の中で、もともと会話をすることもなく、ただの同級生でしかなかった6人の間には、次第に友情が育まれ、力を合わせて“赤い人”に挑む。だが、6人には更なる最悪な事態が待っていた…。“赤い人”とは?“カラダ探し”とは?なぜ明日香たち6人は選ばれたのか?“赤い人”の正体が分かった時、恐怖さえも吹き飛ばす結末へと加速する!
©2022「カラダ探し」製作委員会