イギリスの小さな村の住人たちが共同で育てた競走馬が活躍する実話を映画化した『ドリーム・ホース』が、2023年1月6日に公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

イギリス・ウェールズの谷あいの小さな村。主婦のジャンは子供も巣立ち、無気力な夫と2人暮らし。単調な日々に嫌気がさしていた彼女は、クラブで共同馬主の話を耳にして強く興味を惹かれ、競走馬を飼育する夢を見始める。そして、勝ったことはないが血統の良い牝馬を貯金で買い、種付けをして産まれた仔馬を競走馬に育てることを決意。その資金を集めるため、村の人たちに「馬主組合を作ろう」と働きかけ、寂れた村の生きがいを失いかけた大人たちが、2年間、毎週10ポンド（約1,650円）を支払って組合を結成することに。産まれた仔馬は「ドリームアライアンス（夢の同盟）」と名付けられてレースに出場。奇跡的に勝ち進んでいき、彼らの人生をも変えていく。

本作は実話をもとにしており、ドリームアライアンスは実在する馬。当時大きな話題となってドキュメンタリー映画『Dark Horse（原題）』（日本未公開）が制作されてサンダンス映画祭ワールドシネマ／ドキュメンタリー部門で観客賞を受賞し、満を辞しての⻑編映画化となった。

主人公ジャンを演じるのは、『ナイトメア・アリー』、『リトル・ミス・サンシャイン』などに出演した実力派のトニ・コレット。40代後半の等身大の女性のパワフルな生き様を体現して見せていく。そのほか、「HOMELAND／ホームランド」のダミアン・ルイスをはじめ、ウェールズゆかりのキャストやスタッフが集結した。

『ドリーム・ホース』
2023年1月6日（金）より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
監督：ユーロス・リン
出演：トニ・コレット　ダミアン・ルイス
配給：ショウゲート

【ストーリー】 イギリス・ウェールズの谷あいの小さな村。主婦のジャン（トニ・コレット）は子供も巣立ち、無気力な夫と2人暮らし。日中はスーパーでレジを打ち、夜は労働者クラブでバーテンダーとして働きながら、両親の介護も担っている。単調な日々に嫌気がさしていた彼女は、クラブで共同馬主の話を耳にして強く興味を惹かれ、「私にも何かできるかもしれない」と競走馬を飼育する夢を見始める。そして、勝ったことはないが血統の良い牝馬を貯金で買い、種付けをして産まれた仔馬を競走馬に育てることを決意。その資金を集めるために、村の人たちに「馬主組合を作ろう」と働きかけ、寂れた村の生きがいを失いかけた大人たちが集まり、2年間、毎週10ポンド（約1,650円）を支払って組合を結成することになる。そして、産まれた仔馬は「ドリームアライアンス（夢の同盟）」と名付けられてレースに出場。奇跡的に勝ち進んでいき、彼らの人生をも変えていく。

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