『嘘を愛する女』や『哀愁しんでれら』、『先生、私の隣に座っていただけませんか？』などクオリティの高い作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品を、南沙良主演、大西流星（なにわ男子）、桜井ユキ、玉木宏共演で映画化する『この子は邪悪』が9月1日より公開中。このほど、9月3日に新宿バルト9にて公開記念舞台挨拶が実施され、キャストの南沙良、大西流星、渡辺さくら、そして片岡翔監督が登壇した。

本作の“仮面”というキーワードにかけて、各自の「仮面をとると実は◯◯なんです」を発表することに。南が「私は仮面をとると、実は…テンションが高いです」とテンション低めに答えると、MCからは「にわかに信じられませんが…」という疑問の声が。これに南は「私は推しがいるんですけど、推し活している時は、すごくアクティブになりますし、すごいテンション爆上げですね」とコメントしたが、これを聞いた大西も「見たことないですし、信憑性0です（笑）」と、全く信じられない様子だった。

同じ質問に大西は「仮面をとると、実はおっさんなんです」とコメント。続けて「いつもはアイドルとしてキラキラ輝けるように頑張ってますけど、おうちに帰った時とか、現場入りするときは、だいたいオールバックで、寝癖のまま、顔もむくんだままなので、メイクさんが寝癖を必死に直してくれる。コンビニに行くときも、半袖半パンとかで」と、日常でのおっさん化を告白した。MCから「なにわ男子のメンバーは、おっさんの部分を見ている？」と聞かれると、大西は「結構、見てると思います。世に出ないようにガードしてくれていると思う」と、メンバーの優しさに感謝している様子だった。

そんな、なにわ男子のメンバーが、本作についてどんな反応かを聞かれた大西は、「道枝駿佑が予告編で流れてる僕のセリフを全部覚えてくれてて、四井純くんに成りきって目の前で披露してくれた。リアクションには困りましたけど」と照れ笑いを浮かべつつも、「すごい愛のあるメンバーやなと思いましたね」と笑顔で喜びを噛み締めていた。

『この子は邪悪』
2022年9月1日（木）より、新宿バルト9ほか全国公開
監督・脚本：片岡翔
出演：南沙良　大西流星（なにわ男子）　桜井ユキ　渡辺さくら　桜木梨奈　稲川実代子　二ノ宮隆太郎　玉木宏
配給：ハピネットファントム・スタジオ

【ストーリー】　心理療法室院長・窪司朗（玉木宏）の娘である花（南沙良）はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り、母は植物状態に、妹は顔に重度の火傷を負った。その事故で心に深い傷を抱えていた花のもとに、自身の母の心神喪失の原因を探る高校生・四井純（大西流星）が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は違和感を覚える。「この人、お母さんじゃない…」。

© 2022「この子は邪悪」製作委員会