【観客のヤジに賛同!?】マーク・ハミルがキャリー・フィッシャーと『スター・ウォーズ』の予告編を初めて見たときの逸話を披露

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The Hollywood Reporter

フロリダで開催されていた「スター・ウォーズ・セレブレーション」の最終日となった日曜日、マーク・ハミルは、キャリー・フィッシャーと1977年当時、2人が主演しまだ公開前の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の予告編をこっそり映画館に忍び込んで見たというエピソードを披露して、イベントを締めくくった。The Hollywood Reporterが伝えている。

マーク・ハミルとキャリー・フィッシャーは、1977年にシリーズ第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の撮影を終えてからもよく会っていて、その日もウェストウッドでランチの約束をしていた。2人が映画館のそばを通りかかった時、フィッシャーはハミルにそこで『スター・ウォーズ』の予告編が上映されていると言った。2人ともまだ予告編を見たことがなかったので、フィッシャーはハミルに、映画館の支配人に予告編だけを見せてもらえないか頼んでほしいと言った。

「僕は『何で自分で頼まないんだい?』と言ったんだ」と彼は思い出しながら話した。「そしたら彼女は『あなたはもう7年もテレビに出てるでしょ。ドラマにたくさん出ているじゃない』と言ったんだ」

それでハミルはチケット売り場にいた女性に、自分たちは今ここで予告編が上映されている映画に出ている俳優なんだと説明した。彼女は嫌々ながらも支配人を呼んでくれて、支配人は予告編だけ見るということで彼らを中に入れてくれた。

「中に入って予告編を見たんだ。まだ初期の段階だったので、ジョン・ウィリアムズの音楽もついていなかったんだ。いろんな特殊効果もまだあまりついていなかった。TIEファイターの映像ぐらいだったかな」とハミルは言う。「まだ映像を見たことがなかった僕たちには、とても印象的なものだったよ」

しかし、ハミルはその予告編が場内の観客にはまったく受け入れられなかった記憶があると言う。

「予告編の最後で『製作に10億光年。そしてこの夏、あなたの銀河系にやってくる』とナレーションがある。そして大爆発。桟敷席で見ていた観客が『そうさ、そして2週間後にはレイトショーになってるさ』と叫んだんだ」とハミルは言う。「あんな皮肉っぽくて意地悪な言葉、僕はすごく面白いと思ったよ。僕ら2人は大笑いしたよ。でもその後で『あ、まずいな』って気づいたんだ」

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