清原果耶「変わらないストイックさがとても頼もしかった」横浜流星と3年振りの共演!『線は、僕を描く』

2020年「本屋大賞」3位、2019年TBS「王様のブランチ」BOOK大賞を受賞した砥上裕將による青春芸術小説を、小泉徳宏監督が横浜流星主演で映画化する『線は、僕を描く』が、10月21日より公開される。このほど、横浜流星のライバル役として、清原果耶の出演が発表された。

大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。白と黒のみで表現された“水墨画”が霜介の前に色鮮やかな世界となって拡がる。水墨画の巨匠・篠田湖山に声をかけられ、霜介は“水墨画”を学び始める。“水墨画”とは筆先から生み出される「線」のみで描かれる芸術。描くのは「自然(命)」。目の前にある「命」を白と黒だけの世界で表現する。霜介は初めての“水墨画”に戸惑いながらもその世界に魅了されていく…。

『3月のライオン』(17)、『ちはやふる-結び-』(18)、『愛唄 –約束のナクヒト-』(19)、『まともじゃないのは君も一緒』(21)と、デビューから数多くの話題作に出演し続け、昨年は連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK)の主演を熱演、そして『護られなかった者たちへ』(21)で、第45回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞を受賞と、名実ともに日本のトップ俳優へと駆け上がっている清原果耶。その清原が、水墨画の巨匠・篠田湖山の孫で、主演・横浜流星演じる霜介(そうすけ)の強く美しきライバルである、篠田千瑛(ちあき)を演じることが決まった。横浜と同じく、撮影前には水墨画家の小林東雲(とううん)のもとで水墨画の練習を行い撮影に臨んだ。東雲も「思い切りがよくて、カメラがまわると時として僕より良い線を描くんですよね。それは見事でした」と正にお墨付き。千瑛として、凛とした中にもしなやかで力強い、演技と筆さばきを披露している。清原は、主演の横浜とは、2019年の『愛唄 –約束のナクヒト-』以来3年振りの共演、そして小泉徳宏監督とは、『ちはやふる-結び-』(18)以来4年振りの参加となる。

■清原果耶(篠田千瑛役)コメント
久しぶりの映画の現場と小泉組で、クランクイン前はとてもドキドキしていたのですが、懐かしい温かさと緊張感に包まれた充実した撮影期間でした。そして今回初めて水墨画に挑戦させて頂いたのですが、水墨画監修の東雲先生が千瑛が描く線を丁寧に教えて下さったのでそのニュアンスをなぞることが出来れば良いなと思いながら撮影に臨みました。横浜流星さんとは、数年ぶりの共演でしたがその頃から変わらないストイックさがとても頼もしかったです。篠田千瑛として作品の一部になれたことを嬉しく思います。公開までお楽しみに。

■小林東雲(水墨画監修)コメント
清原さんは、強く温かみのある線を描かれるんです。横浜さんに近いんですよ。思い切りがよくて、カメラがまわると時として僕より良い線を描くんですよね。それは見事でした。熱心だし、物事に対して誠意をもってあたる。横浜さんと清原さんが本当に水墨画に合った人たちだったのが救いでした。そうでないとこの映画は出来なかったです。

『線は、僕を描く』
2022年10月21日(金) 全国公開
監督・脚本:小泉徳宏
原作:砥上裕將「線は、僕を描く」
脚本:片岡翔
出演:横浜流星 清原果耶
配給:東宝

【ストーリー】 大学生の青山霜介(横浜流星)はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。白と黒のみで表現された“水墨画”が霜介の前に色鮮やかな世界となって拡がる。水墨画の巨匠・篠田湖山に声をかけられ、霜介は“水墨画”を学び始める。“水墨画”とは筆先から生み出される「線」のみで描かれる芸術。描くのは「自然(命)」。目の前にある「命」を白と黒だけの世界で表現する。霜介は初めての“水墨画”に戸惑いながらもその世界に魅了されていく…。

©砥上裕將/講談社 ©2022 映画「線は、僕を描く」製作委員会