ANCHOR &りりあ。がORANGE RANGE「キズナ」をカバー!草彅剛出演『サバカンSABAKAN』予告編

子役の番家一路主演、原田琥之佑、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、草彅剛共演で、80年代の長崎を舞台に、少年の冒険と家族のひと夏を描く愛の物語『サバカンSABAKAN』が、8月19日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となり、併せて、主題歌が、ANCHORが編曲し、りりあ。が歌唱するORANGE RANGE「キズナ」のカバーに決定した。

本作は、1986年の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険にでることになった二人の少年の友情、それぞれの家族との愛情の日々を描く、ひと夏のみずみずしい物語。コロナ禍の中で社会の分断が進む中、80年代という時代を通して映し出される、貧しさの中にある人の温かさと優しさに触れる作品として、すべての大人たちの魂を揺さぶる。

予告編では、ORANGE RANGEの大ヒット曲「キズナ」を、ANCHORが編曲し、りりあ。がピュアに歌い上げる主題歌が流れる。音楽はベテランの大島ミチルが手掛けた。空と海に囲まれた長崎の美しいロケーションと煌めく夏が、観る者を懐かしく包み込み、“すべての人の子供時代”の記憶を呼び覚ます、胸を熱くする映像に仕上がった。

ポスタービジュアルは、本編に登場する「子供時代の友達との思い出」である「サバの味噌煮の缶詰」をモチーフに、上の缶詰では「1980年代の子供時代(番家一路)」を、下の缶詰では「大人になった今」の主人公・久田(草彅剛)が子供時代を懐かしむかのように見上げる構図となっている。1980年代の缶詰では、主人公の久田(番家一路)と友達の竹本(原田琥之佑)が自転車に乗り、母ちゃん(尾野真千子)は小言を言いながら追いかけ、父ちゃん(竹原ピストル)はノリで追いかける。キャラクターたちの表情に個性とユーモアが溢れ、「缶詰から想い出が飛び出してくる“あの頃”に誘われるような」楽しさが漂うビジュアルになった。そして「ここは80年代。子供が主役です。」というキャッチコピーが添えられており、いったいどんな青春映画なのか、期待が高まる。

▼スタッフ コメント

■ANCHOR(主題歌「キズナ」編曲)
主題歌を担当させていただきましたANCHORと申します。初めて作品の詳細を伺った際、自分の生まれ育った故郷の田園風景を思い浮かべました。学生時代、その景色の中でMDウォークマンから流していたORANGE RANGEさんの楽曲「キズナ」をカバーさせていただけて大変光栄であると同時に、制作中はまるで作品の中に迷い込んだような不思議なノスタルジーに包まれました。大人になった今、まさに憧憬と呼ぶに相応しい夏の1ページを、りりあ。さんの歌と私の音、そして変わらない名曲と共に楽しんでいただけましたら幸いです。

■りりあ。(主題歌「キズナ」歌唱)
金沢監督からオレンジレンジさんの「キズナ」を主題歌として歌って欲しいとお話をいただいた時は私で良いのかと戸惑いました。監督から「キズナ」への熱いこだわりをお聞きして、この素晴らしい作品が完成した時に私の歌声で幕を閉じる事がとても光栄で「やらせていただきたいです」とお返事しました。この作品はとにかく観て!の一言です!後悔しないと思うので是非観ていただきたいです。

■大島ミチル(音楽)
映画『サバカン』の作曲は金沢監督が私の音楽の「風笛」が大好きとのことでお話をいただきました。監督はとても穏やかで、でも音楽のイメージを明確に持っていらっしゃいました。映像を最初に見た時、長崎出身の私はその懐かしい風景や言葉に湿度を感じました。春や秋は少し生暖かく、夏はセミの鳴き声とジリジリした暑さ、冬場は底冷えではない寒さ…この映像は記憶であり、優しさでもあります。私の中では故郷の家族、友達はいつも温かくそこにあって遠くから見守ってくれる存在です。その甘酸っぱく、ほろ苦くかつ包み込むような思い出を今の心と重ねて作曲をしました。素敵な映像と役者さんたちと一緒に音楽も楽しんでくださると嬉しいです。

『サバカンSABAKAN』
2022年8月19日(金) 全国公開
監督・脚本:金沢知樹
脚本:萩森淳
音楽:大島ミチル
主題歌:ANCHOR「キズナ feat. りりあ。」
出演:番家一路 原田琥之佑 尾野真千子 竹原ピストル 村川絵梨 福地桃子 ゴリけん 八村倫太郎(WATWING) 茅島みずき 篠原篤 泉澤祐希 貫地谷しほり 草彅剛 岩松了
配給:キノフィルムズ

【ストーリー】 1986年の長崎。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田(番家一路)は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。そんな久田は、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本(原田琥之佑)と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に合うが、この冒険をきっかけに二人の友情が深まる中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう…。

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