「ここは俺の厨房だ!」人気レストランの裏側で巻き起こる人間模様『ボイリング・ポイント/沸騰』予告編&ポスタービジュアル

驚異のワンショット撮影で、イギリスでスマッシュヒットとなったスティーヴン・グレアム主演作『ボイリング・ポイント/沸騰』が、7月15日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

ロンドンの高級レストランを舞台に、オーナーシェフの波乱に満ちたスリリングな一夜を、全編90分ワンショットで捉えた本作は、正真正銘のノー編集、CGも未使用。新鋭フィリップ・バランティーニ監督が、人気レストランの表と裏を同時に味わえる濃密な人間ドラマを作りあげた。スリリングな破格の映画体験ができると話題となり、本国イギリスではスマッシュヒットを記録した。

予告編では、ロンドンの人気高級レストランの裏側で起こる、沸騰寸前の人間模様が描かれる。1年で最もにぎわうクリスマス前の金曜日。妻と別れたストレスで疲れ切っていたオーナーシェフ・アンディ(スティーヴン・グレアム)は絶不調。支配人から「今日また予約が増えた。全部で100人よ」とプレッシャーをかけられ、スタッフたちと気合いを入れる。しかし、抜き打ちで現れた衛生監視官の指摘によりお店の評価が3点に落ちる。さらには、ライバルシェフのアリステアが、グルメ評論家を連れてサプライズ来場。動揺するアンディに、「この店はもうかってない、お前に経営脳がないからだ」「20万ポンドを返せ」と脅迫まがいの取引を持ち掛ける。予約過多で多忙な厨房に、支配人が不本意な料理の焼き直しを要求、副料理人のカーリーが激怒。次々とトラブルが巻き起こりヒートアップ、アンディたちは、この波乱に満ちた夜を乗り切ることができるのか…。予告編のナレーションは、ドラマ「孤独のグルメ」や「カムカムエヴリバディ」でも知られる俳優・松重豊さんが担当。味わい深くも、スリリングなナレーションが、映像の勢いを加速させる。

ポスタービジュアルには、アンディの勢いあるアップのショットに、美味しそうな料理、怒鳴るシェフ、レストランの様子をうかがう評論家とライバルシェフ、そして何か言いたげなスタッフたちなど、レストランの表と裏を感じさせる写真が美しくコラージュされている。“沸騰”をイメージさせる力強いタイトルロゴに、「運命を狂わす、スリリングな一皿」というコピーが添えられ、これから展開するドラマを予期させる、躍動感あるビジュアルに仕上がった。

『ボイリング・ポイント/沸騰』
2022年7月15日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
監督・製作・脚本:フィリップ・バランティーニ
出演:スティーヴン・グレアム ヴィネット・ロビンソン ジェイソン・フレミング
配給:セテラ・インターナショナル

【ストーリー】 一年で最も賑わうクリスマス前の金曜日、ロンドンの人気高級レストラン。その日、オーナーシェフのアンディ(スティーヴン・グレアム)は妻子と別居し疲れきっていた。運悪く衛生管理検査があり評価を下げられ、次々とトラブルに見舞われるアンディ。気を取り直して開店するが、予約過多でスタッフたちは一触即発状態。そんな中、アンディのライバルシェフが有名なグルメ評論家を連れてサプライズ来店する。さらに、脅迫まがいの取引を持ちかけてきて…。

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