【ALL OUT!! オールアウト!!】最終話先行上映会に声優・千葉翔也らが登壇「祇園と一緒に僕も成長させてもらった」

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本格高校ラグビー漫画原作のTVアニメ「ALL OUT!!」 最終話放送・配信を目前に控え、3月29日(水)新宿バルト9で第24話&最終話の上映に加え、2クールを“ALL OUT”したキャストによるトークショーが開催。主人公・神奈川高校(通称・ジンコー)の祇園健次役の千葉翔也、石清水澄明役の安達勇人、八王子睦役の逢坂良太、江文優役の村田太志が登壇した。

「ALL OUT!!」 の舞台は神奈川高校、入学式当日。体格は小さいが負けん気は人一倍の初心者・祇園(ぎおん)がラグビー部に入部し、物語は動き出す。過去のある出来事からラグビーに打ち込めない同級生・石清水(いわしみず)、面倒見がよく部員を気遣う副キャプテン・八王子(はちおうじ)、そして、圧倒的迫力と誰よりも熱い闘志を胸に秘めたキャプテン・赤山(せきざん)。体格も個性もバラバラなメンバーが、青春というグラウンドでぶつかり合いながら成長して行く。

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MCから印象的だったシーンを聴かれた千葉は、「祇園が初めてトライを決めたシーンですね。あそこで祇園が泣くほど嬉しかったのは、チームの中に自分の居場所を見つけたから。仲間のためになにかできたという喜びがあったのかなと感じました」とコメント。続けて安達が「一番印象的なシーンは、祇園くんと岩清水の電話シーンで『もしもし』のところを『もひもひ』って言うシーン」と答えると、「そこ!?」「ホントに!?」「25話もあってそこかよ!?」と壇上の全員から総ツッコミされていた。続けて逢坂は「24話の赤山にはっぱをかけるシーンはやりがいがありました。それまで感情的になる事が無かったですし、その後のフォローも上手で」と、演じたキャラクターの評価が上がったことを告白。村田は「江文がいつもつるんでいる伊勢夏樹のために、10万円をぽんっと渡すところですかね。江文はいい男だなあと思って」と自身が演じたキャラクターをベタ褒めして会場を沸かせた。

4人全員苦労したというのが”ガヤ”。4人は「リアルな練習でどんな声を出すのかわからなくて。下手なことは言えないし、練習はYouTubeにも上がってないから(笑)」と練習風景の表現の難しさを説明。続けて千葉は「スクラムが崩れた時に『出たー』っ
て毎回言っている人がいるんですけど、それはほぼ濱野大輝さん(春日寛邦役)なので、聞き逃さないでください!」と語った。また、「収録の最後に花をいただいて感動した」という千葉に、安達が 「あのお花が捨てられなくて、家の壁に植えてある」とコメントすると、「植えてある!?」「壁に植えた!?」「賃貸なのに!?」と、再び全員からツッコまれる場面も。イベントの合間合間で4人の仲の良さをうかがわせた。

籠信吾役であるベテラン土師孝也について千葉は「最初は怖くてビクビクしていたんですけど、回を重ねるごとに優しくして頂いて」と返答。安達は「土師さんに肩を揉んでもらった! 喉が調子悪い時に『気持ちいいんだよ~』とツボを押してくれて」とコメントした。ベテランの意外な一面に会場がどよめく中、逢坂は「何だかんだ言って一番お茶目なの土師さん。大ベテランなのに若い僕らに馴染もうとしてくれていたのが、すごくありがたかった」と大先輩の気遣いに敬意を払った。

最後に千葉は、「初めての主演、初めてのレギュラーで、正直不安な部分もありました。でも回を重ねるごとにいろいろと試行錯誤させていただいて、祇園と一緒に僕も成長させてもらった現場でした。最終回の後の物語は、ジンコーが大会に進んでいくと思うんですけど、本当に勝ってほしいと思います。その姿を、またアニメーションとして観ることができればと思っています。2クールの間、本当にありがとうございました」とトークイベントを締めくくった。

「ALL OUT!!」
TOKYO MX、MBS、BS11ほか各配信サイトにて好評放送・配信中
監督:清水健一 原作:雨瀬シオリ(月刊『モーニング・ツー』/講談社)
出演:千葉翔也 安達勇人 細谷佳正 逢坂良太 小野賢章 村田太志 庄司将之 土師孝也
(C)雨瀬シオリ・講談社/神高ラグビー部