「3.11のコメディ映画を作る」“部外者”アメリカ人が地元住民から反感を食らうなか奮闘!『永遠の1分。』特報映像&ポスタービジュアル

上田慎一郎が脚本、『カメラを止めるな!』で撮影監督を担った盟友・曽根剛が監督を務め、“笑いの力”を武器に東日本大震災と真摯に向き合ったヒューマンドラマ『永遠の1分。』の公開日が2022年3月4日に、主題歌がAwichの「One Day」に決定し、併せて、特報映像とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、“笑い”がもたらす癒しの力で困難や葛藤を乗り越えていく人々を描く映画を制作しようとする、アメリカ人映像ディレクターの奮闘を描く。ユーモアたっぷりの小ネタもテンポ良くちりばめられ、伏線回収はもちろん、制作陣が実際に苦悩したことを追体験することができる極上のエンターテイメント作品だ。

特報映像は、主人公のスティーブ(マイケル・キダ)が3.11をテーマにしたコメディ映画を撮ることを決意するシーンから始まる。部外者であるアメリカ人がこの題材を扱うことに対して、地元の住民からの反感や週刊誌でのバッシングが起こるなか、スティーブは困難を笑いで乗り越える人々の物語にしようと真摯に向き合っていく。部外者が3.11を題材にした映画を撮るという、制作陣が実際に苦悩したことを作品の中に盛り込み、主人公と一緒に撮影現場にいるかのような気持ちになれる作品になっている。最後のシーンでは、彼の血まみれの姿も…。果たしてどのような作品に仕上がっているのか?

ポスタービジュアルには、「不謹慎!?“笑い”を武器に東日本大震災に向き合う!」というリード文とともに、大きなおにぎりが中央に描かれ、真剣な表情であったり、忍者の恰好をしたりする人物の姿が収められる。コメディの力を信じたスティーブが、映画に込めた想いとは?

『永遠の1分。』
2022年3月4日(金) 全国公開
監督:曽根剛
脚本:上田慎一郎
音楽:鈴木伸宏 伊藤翔磨
主題歌:Awich「One Day」
出演:マイケル・キダ Awich 毎熊克哉 片山萌美 ライアン・ドリース ルナ 中村優一 アレキサンダー・ハンター 西尾舞生 渡辺裕之
配給:イオンエンターテイメント

【ストーリー】 コメディが得意なアメリカ人の映像ディレクター・スティーブ(マイケル・キダ)は、3.11のドキュメンタリーを作るために来日するが、被災地を訪れた際に見かけた演劇の舞台をきっかけに、コメディ映画を作ろうと考える。取材を重ねる中で被災状況を目の当たりにするも、アメリカ人という部外者であるために週刊誌に誹謗中傷の記事が出るなど、暗雲が立ち込めてしまう。しかし、彼には映画を撮らないといけない理由があったのだ。一方、3.11で息子を亡くし、ロサンゼルスに移り住んだ日本人シンガーの麗子(Awich)。歌のせいで息子を失ったという罪悪感に苛まれ、再びシンガーとして活動することや日本に残してきた夫と向き合えない年月を過ごしていた。ある時、彼女は夫からの手紙の中にあるものを見つけるが…。

©「永遠の1分。」製作委員会