【ディズニー・アニメーション】ジョン・ラセターが「アナ雪」&『シュガー・ラッシュ』続編ほか今後のラインナップを発表

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ及びピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョン・ラセターが来日。今後のアニメーション作品のプレゼンテーションを行なった。
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 親日家で知られるラセターは、1974年の初来日時の写真や、昨晩にあったという宮崎駿監督との会食時の写真を披露。公開中の『モアナと伝説の海』の大ヒットや、「アニメーションの製作過程を見てもらえるのはうれしいこと」と4月8日から日本科学未来館にて開催される企画展「ディズニー・アート展 《いのちを吹き込む魔法》」についても言及した。

ラインナップは以下の通り。

【ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品】

『アナと雪の女王2(仮題)』(2018年公開)
日本興収255億円を記録したメガ・ヒット作の続編。監督クリス・バック&ジェニファー・リー、製作にピーター・デル・ヴェッチョという前作の製作陣が続投する。

『シュガー・ラッシュ2(仮題)』(2018年春公開)
ゲームの世界を舞台にしたヒット作の第2弾。ラルフたちがインターネットの中に入って、新たなキャラクターたちと出会う。

『GIGANTIC ギガンティック』(原題)(2018年秋公開)
「ジャックと豆の木」を原作としたミュージカルで、ラセターいわく「『ジャック~』の決定版になると思う」。

【ピクサー・アニメーション・スタジオ作品】

『カーズ/クロスロード』(7月15日公開)
クルマたちが人間と同じように生活している世界が舞台の『カーズ』シリーズ第3作。前2作を監督したラセターに代わり、ピクサー作品をストーリーボード・アーティストとして支えてきた新鋭ブライアン・フィーが監督を務める。最新型シミュレーターで訓練を重ねる新世代のレーサー、ジャクソン・ストームに敗れた主人公ライトニング・マックィーンが、レーサー志望の女性トレーナー、クルーズ・ラミレスと共にレースの原点に立ち返ってリベンジに挑む。「感動的で心温まる物語」とはラセターの弁。

『COCO ココ』(原題)(公開未定)
『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチが監督、ストーリーボード・アーティストのエイドリアン・モリーナが共同監督を務める。舞台はメキシコ。歌手を夢みる12歳の少年ミゲルが、死んだはずの先祖たちの姿が見えるようになってしまい、呪いを解くために橋を渡って新たな世界へと向かう。メキシコの祝祭行事「死者の日」をモチーフにした、骸骨たちが歌い踊る世界観がユニークで、鮮やかな色彩にも目を奪われる。

『Mr.インクレディブル2(仮題)』(2018年夏公開)
スーパーヒーロー一家の活躍を描いたアドベンチャーの続編で、ブラッド・バード監督が『レミーのおいしいレストラン』(’07)以来のアニメーション復帰となる。

『トイ・ストーリー4(仮題)』(2019年公開)
おもちゃたちの冒険をつづる大ヒット・シリーズの第4弾。

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