岡田准一「“V6”が終わる中で公開、『燃えよ剣』は大事な作品」鈴木亮平&山田涼介から労いの言葉を貰ったことを明かす!

新選組副長・土方歳三を主人公に、近藤勇、沖田総司といった新選組の志士たちの人生と、彼らが生きた激動の時代・幕末を描いた、歴史小説界の巨星・司馬遼太郎のベストセラーを、原田眞人監督が岡田准一主演、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明共演で映画化する『燃えよ剣』が、10月15日より公開中。このほど、11月2日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて公開御礼舞台挨拶が行われ、岡田准一、鈴木亮平、山田涼介、原田眞人監督が登壇した。

主人公・土方歳三を演じた岡田。所属するグループの活動が前日終了したばかりだけに「昨日V6という長い間やってきた活動が終わる中で、そのような時に公開される映画ということで、自分にとっても『燃えよ剣』は大事な作品」と感慨。V6解散についての反響については「山田君からも丁寧なメールをいただき、鈴木さんからも今日開口一番『お疲れ様です』との言葉をいただきました。昨日はさすがに眠れず一人で過ごしながら、でも変わらない日常を送ろうと今朝もトレーニングに行ってきたので…眠いです」とジョーク交じりに明るく報告した。

新選組局長・近藤勇役の鈴木は「改めて岡田さんの特別な日に、こうして一緒に横に立たせていただき光栄です。岡田さんの背中は、男として俳優として大きい。常に前を走っている方だと思いました」としみじみ。沖田総司役で岡田の後輩でもある山田は「俳優としての岡田さんとご一緒させていただき、一生追い付くことのできない大きな背中を人として初めて見ました。追い続けたいし、追い越したいけれど、岡田さんはこのスピードのまま成長し続け、誰も追い越せない大きな背中を保ち続けていくと思います。これからも役柄の設定同様、可愛がってもらえたら」とメッセージ。これに岡田は「そのスーツ似合っているね!」と照れ笑いを浮かべて返礼していた。

続いて、土方歳三が女性からモテていたという説にちなみ、登壇者それぞれが「この人モテる!」と思った瞬間を発表。撮影中に山田からバースデーサプライズでスニーカーをプレゼントされたという鈴木は「なんで俺の足のサイズを知っているの?と聞いたら、マネジャーに聞いたと言われた。撮影中にそのスニーカーを履いていたら、スタッフさんから『おしゃれ!』と褒められた。その時に…こいつモテるなあと思った」と回想。岡田も「山田君が家に来てくれた時に、人生で一番いいイチゴをお土産でくれた。僕は果物が好きなので、これはモテるなあ!と思った」と太鼓判だった。

一方の山田は「僕は鈴木さんのギャップにやられます。実はちょっと抜けているところがあったり」と鈴木の可愛らしい一面を紹介。また岡田については「殺陣の手合わせの撮影中に『男の強さは何か知っているか?強い奴ほど優しいんだ』と言われて、カッケー!と思った。男でも惚れる」と打ち明けるも、その山田のモノマネに岡田は「それディスッてるだろ?恥ずかしい話でしょ…顔が赤くなっちゃったよ!」と赤面していた。

そんな岡田は鈴木を「モテを絵にかいたような人」と表して「優しいし強い。現場での視野の広さなどすべてにおいて優しい。しかもチャーミングでガチガチに硬くならず、いい仕事をする。男にモテるタイプだと思う」と人柄を絶賛した。また岡田は、自身の“バラガキ時代(ヤンチャした少年時代)”について聞かれると「昨日までバラガキ5人と過ごしていました」と答えて、会場からは労いの拍手喝采。これに岡田は「上手いこといきましたね!」とニヤリとした。

最後に、原田監督は「息長く上映を続けていきたい作品。スピンオフでもいい。この3人を蘇らせたい!」とシリーズ化に期待。岡田も「今の映画界の土壌からすると、この規模の本格的時代劇はなかなか作られづらい現状です。この作品をより多くの方々に映画館で観ていただき、育てていってほしいです」とロングランヒットに期待していた。

『燃えよ剣』
10月15日(金)より、全国公開中
監督・脚本:原田眞人
原作:司馬遼太郎「燃えよ剣」
出演:岡田准一 柴咲コウ 鈴木亮平 山田涼介 尾上右近 山田裕貴 たかお鷹 坂東巳之助 安井順平 谷田歩 金田哲 松下洸平 村本大輔 村上虹郎 阿部純子 ジョナス・ブロケ 大場泰正 坂井真紀 山路和弘 酒向芳 松角洋平 石田佳央 淵上泰史 渋川清彦 マギー 三浦誠己 吉原光夫 森本慎太郎 髙嶋政宏 柄本明 市村正親 伊藤英明
配給:東宝 アスミック・エース

【ストーリー】 江戸時代末期。黒船が来航し開国を要求した。幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す倒幕派の対立が深まりつつあった激動の時代…。武州多摩の“バラガキ”だった土方歳三(岡田准一)は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇(鈴木亮平)、沖田総司(山田涼介)ら同志と共に京都へ向かう。徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨(伊藤英明)を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率し、新選組は倒幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せる。お雪(柴咲コウ)と運命的に出会い惹かれあう土方だったが時流は倒幕へと傾いていき…。

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