【待ってました!!】『ドラゴン・タトゥーの女』続編の監督が“ドンブリ”のフェデ・アルバレスに決定!!

スウェーデン人作家スティーグ・ラーソン著による世界的ベストセラーをデヴィッド・フィンチャー監督で映画化した2011年のヒット作『ドラゴン・タトゥーの女』の続編の製作が発表され、監督がフェデ・アルバレスで決定していることが伝えられた。

今回映画化されるのは、スウェーデン版3部作でも映像化されていない、「ミレニアム」シリーズの第4弾で、急逝したスティーグ・ラーソンに代わりダビド・ラーゲルクランツが執筆した「蜘蛛の巣を払う女」(原作:早川書房刊)。アルバレスは、日本でもスマッシュヒットとなったスリラー『ドント・ブリーズ』で、一躍ヒットメイカーの仲間入りを果たした新鋭。あのフィンチャーのあとを継ぐのは荷が重そうだが、緊迫感のあるサスペンスにはぴったりで納得の人選。
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Doragon Tatu no Onna (2011) – IMDb

(写真はデヴィッド・フィンチャーが監督した前作)

今回の発表はロンドン・ブックフェアでのラーゲルクランツの「ミレニアム」シリーズ最新小説発刊の発表と同時に、ロンドン・ブックフェアでなされ、コロンビア・ピクチャーズのサンフォード・パニッチ社長は本シリーズのヒロイン リスベット・サランデルに関して「リスベットは近年のヒロイン像のなかでは間違いなく、強烈な反骨精神を持った忘れがたいキャラクターです。フェデを本作の監督に起用できたのは完璧な選択だったと思います。彼の並外れた心理的緊迫感を演出する才能と手腕は、リスベットというヒロインが前作以上の強烈な印象を残す作品に仕上げてくれるはずです」と語った。

また、アルバレス監督は「この作品を監督できる機会を光栄に思うとともに大変興奮しています。リスベットは、どんな監督でも一度は自分が創り上げてみたいと夢見るキャラクターです。私たちはすでに素晴らしい脚本を完成させています。そしてこれから最高に楽しい段階に進むのです。『リスベットを見出す』という段階に–」と語り、「リスベットは誰に?」とさらなるファンの期待をあおった。フィンチャー版ではルーニ・マーラ、その前のスウェーデン版3部作のノオミ・ラパスと、リスベットを演じた女優はそれをきっかけに実力派として活躍している。果たして次にこの幸運な役柄を手にするのが誰なのか!? ちなみに、相手役のダニエル・クレイグほかキャストは一新するもよう。
 
アルバレス監督はスティーブン・ナイト、ジェイ・バスと共同で脚色も手掛け、全作の監督デヴィッド・フィンチャーは製作総指揮を務める。2017年の9月にクランクイン、全米公開は、DCフィルムズ・ユニバースの1作でジェイソン・モモアが主演を務める『Aquaman アクアマン』(原題)とまったく同じ2018年10月5日を予定している。