『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマン主演最新作で、クリストファー・ノーランの弟であり、『ダークナイト』、『インターステラー』などの脚本を手掛けてきたジョナサン・ノーランが製作を務める究極のSFサスペンス超大作『REMINISCENCE(原題)』が、邦題『レミニセンス』として9月17日より公開されることが決定した。併せて、US版予告編がお披露目となった。
本作は、人の記憶に潜入(レミニセンス)し、記憶を360度の空間で再現。“膨大な記憶”ד再現される空間”によるトリックにダマされる、未だかつてない新感覚体験をさせてくれるSFサスペンスだ。
製作は、『インセプション』、『TENET テネット』など数々の名作を世に送り出してきた世界的ヒットメーカー、クリストファー・ノーランの弟にして、共同で『ダークナイト』や『インターステラー』などの脚本も執筆し、ノーラン兄弟としてその成功をともに作り上げてきた、もう一人の天才、ジョナサン・ノーラン。監督は、HBOドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の視聴数を超え、その圧倒的なクオリティの高さが全世界で強く支持されたドラマ「ウエストワールド」の脚本・製作総指揮を務めたリサ・ジョイ。本作で監督デビューを飾る。
主演は、『グレイテスト・ショーマン』や『Xーメン』シリーズなど、数々のハリウッド超大作に出演し続け、日本でも圧倒的人気を誇る俳優ヒュー・ジャックマン。本作では、人の記憶に潜入(レミニセンス)、その記憶を360度再現し、事件を解決する「記憶潜入(レミニセンス)エージェント」のニックを演じる。共演は、『グレイテスト・ショーマン』でヒューと共演したレベッカ・ファーガソン、「ウエストワールド」のタンディ・ニュートンら豪華キャストが集結した。
US版予告編では、海に沈み、水に支配された近未来の都市が舞台であることが、壮大なスケールで描かれた映像でうかがえる。主人公の記憶潜入エージェント、ニック(ヒュー・ジャックマン)はある日、警察から“失踪した女性・メイを探す”というミッションを引き受けたことで、巨大な陰謀に巻き込まれていく。映像から醸し出される世界感から、かつて原案を書き上げ、アカデミー賞脚本賞にノミネートするなど、ノーラン兄弟の名を一躍世界に知らしめた『メメント』のように、複数の時間軸を同時進行でみせるジョナサン・ノーランらしい、観るものを欺く手腕に期待が高まる。
6月2日(LA時間)に開催されたトレイラーデビューイベントでは、ヒューは久しぶりの劇場公開で世界の皆さんに会えることに対して、「今こそ映画業界は、観客にエンターテイメントを届けるだけではなく、作品を通して人々のハートを開き、考えさせ、元気付けることができると思うんだ。『レミニセンス』には、様々な国の人々が制作に携わっているし、題材も普遍的な内容だ。とても独創的で新しい作品だし、僕は直感的に、この映画は世界中の皆が共感できる作品だと感じているんだ」と話し、監督のリサは「未来は遠くありません。未来は今ここに存在し、私たちが行動することによって、瞬く間に形成されているのですから。ストーリーの中には、まるで未来を予言したのではないかと思われるかもしれません。私にとってSFの世界は、“今現代に起こる出来事の大いなる比喩”だと思うんです」とコメントした。
『レミニセンス』
9月17日(金) 全国公開
監督・製作:リサ・ジョイ
製作:ジョナサン・ノーラン
出演:ヒュー・ジャックマン レベッカ・ファーガソン タンディ・ニュートン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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