【まるで映画のワンシーン】「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が豪華すぎて誰かに教えたくなるレベル!

西日本旅客鉄道株式会社は、本日2017年2月23日、大阪市内の車両所内で、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の車両完成を記念し、車両内外及び車体外観の報道公開を実施した。まるで映画のワンシーンのような車内の画像をたっぷりとウットリと見てほしい。豪華すぎて誰かに教えたくなるレベルなのだ。

↓「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」外観
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↓「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」内装
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↓屋敷ではない。ザ・スイート(リビング)
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↓ホテルでもない。ザ・スイート(寝室)
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↓ましてや高級クラブでもない。ラウンジカー
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↓『銀河鉄道999』に出て来そうな展望車も
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↓メーテルがいそうな食堂車
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デザイン統括・インテリア監修 浦一也さんコメント

 私は「瑞風」のコンセプトである「美しい日本をホテルが走る」を実現するため、デザインプロデュースとインテリアデザインを担当いたしましたが、チームみなさんの懸命な努力がこのように結晶したのだと感じています。
 外観はご覧のように、ダークグリーン。先頭と最後尾はちょっと懐かしさもあるデザインとしています。大きな窓や開閉できる窓、人が出られるデッキなどを備え、西日本の風景や風といった「美しい日本」を体感できるような列車になっています。また内装には沿線の木材や備品、展示品には西日本の伝統工芸品やアーティストの作品などをたくさん見られるようにいたしました。
「美しい日本をホテルが走る」というコンセプトのもと、上質なホテルがいつの間にか走り出しているような空間づくりを目指しました。

エクステリア監修 福田哲夫コメント

エクステリアの形状は、プロジェクト全体を貫くコンセプトから、 どこか懐かしさの残る形として そのプロポーションを吟味し玉成いたしました。中間車の側窓では 室内からの眺望を最優先した 機能的配置がなされています。また高運転台の形式は、これまでのJR西日本の優等車両の流れを意識しながら、緑濃い車体色もこれまでのアイデンティティを大切にと進めてきました。そして特徴的なデッキを囲む五本の動的流線は、1930年代に大流行した 流線形車両群へのオマージュでもあります。同時に新しい時代の兆しを感じ往還することのできる旅のイメージを〝輪〟として表象しています。伝統のエンブレムはロゴタイプと組み合わせ立体的な造形として配置し、編成全体を貫く流線により両先頭車両を結びつけています。