台湾アカデミー賞(金馬奨)で最多5 冠達成!“消えたバレンタイン”を巡るラブストーリー『1秒先の彼女』6月公開!

第57回台湾アカデミー賞(金馬奨)で最多5部門(作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞)を受賞したチェン・ユーシュン監督最新作『消失的情人節(原題)』が、邦題『1秒先の彼女』として6月25日より公開されることが決定した。併せて、30秒予告編とティザービジュアルがお披露目となった。

本作は、“消えたバレンタイン”を巡って時間の流れが異なる男女が織りなす、オリジナリティ溢れるファンタジックなラブストーリー。台湾は年2回のバレンタインデーがあり、2月14日よりも、旧暦7月7日(今年は8月14日)の「七夕情人節(チャイニーズバレンタインデー)」の方が一般的と言われている。そのため、本作の舞台は夏になっている。

監督は、『熱帯魚』、『ラブ ゴーゴー』で熱狂的な人気を誇るチェン・ユーシュン。しばらくCM業界に活躍の場を移していたが、16年ぶりに本格的に映画製作に復帰。長編復帰3作目となる本作は、20年前から温めていた脚本を基に撮影が行われ、第57回台湾アカデミー賞(金馬奨)の主要部門、作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞を総なめにした。

30秒予告編は、ヒロイン・シャオチーの紹介から始まる。かけっこではいつもフライング、記念写真では目をつぶったものばかりと、人よりワンテンポ早いクスッと笑えるエピソードがテンポ良く映し出される。そんな30歳おひとりさまの彼女だが、意中の男性から念願のバレンタインデートに誘われることに!…のはずが、バレンタインデーが消えた!?しかも見覚えのない自分の写真まで見つかって…と物語は思わぬ方向へ。どうやら秘密を握るのは、人よりワンテンポ遅いバス運転手のグアタイらしい…。バレンタインは何処へ?グアタイの正体は!?そして、人より「1秒先」へ突き進む彼女が見つけた大切なものとは…?一筋縄ではいかない、思いもよらないラブストーリーが期待できる。

ティザービジュアルは、浜辺で寄り添う男女のカラフルなイラストが目を引く。周りには本作のヒロインであるシャオチーと、物語のキーパーソンとなる青年グアタイの微笑ましい写真が配され、映画の重要なキーワード“時間”を想起させる時計モチーフの夕日も印象的。そして「急がなくても大丈夫、愛はゆっくりやってくる。」と胸に響くコピーが添えられている。

『1秒先の彼女』
6月25日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
監督・脚本:チェン・ユーシュン
エグゼクティブ・プロデューサー:イェ・ルーフェン リー・リエ
出演:リウ・グァンティン パティ・リー ダンカン・チョウ ジョアン・ミシンガム
配給:ビターズ・エンド

【ストーリー】 郵便局で働くシャオチーは、仕事も恋もパッとしないアラサー女子。何をするにもワンテンポ早い彼女は、写真撮影では必ず目をつむってしまい、映画を観て笑うタイミングも人より早い…。ある日、ハンサムなダンス講師とバレンタインにデートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。バレンタインが消えてしまった…!?秘密を握るのは、毎日郵便局にやってきていた、常にワンテンポ遅いバス運転手のグアタイらしい…。消えた“1日”を探すシャオチーがその先に見つけたものとは…。

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