『沈黙-サイレンス-』小島秀夫「誰にも聴こえなかった“沈黙(サイレンス)”を大胆に破ってくれる」著名人からの反響が続々!

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巨匠マーティン・スコセッシ監督作『沈黙-サイレンス-』が、日本公開から約20日、観客動員は間もなく50万人に達し、興収も6億円を突破する勢いで大ヒット中だ。そして本作を観た著名人から熱いコメントが続々と到着している。

ゲーム・クリエイターとして世界的に活躍する小島秀夫氏は、「スコセッシは、“信仰”と“迫害”を、“人間”と“時代”を、“神(キリスト)の沈黙”を、静かに静かに描きながらも、誰にも聴こえなかった“沈黙(サイレンス)”を大胆に破ってくれる」と、静謐な描写の中に浮かびあがる監督の表現力を絶賛した。ほか、著名人コメント全文参照。

著名人コメント全文(敬称略/順不同)

父はよく言っていました。 「世の中に絶対的な悪や絶対的な善はほとんどない。 悪の中にも善はあるし、善き事の中にも悪しき事がたくさんある」と。
遠藤龍之介/遠藤周作長男

スコセッシ監督と遠藤周作、二人の魂が通じ合うのを見た。
『沈黙』をめぐるすべての文芸批評を超えた作品。映画の力を思い知った。
加藤宗哉/作家・遠藤周作門下

苦痛や苦悩の奥にある「苦しみ」が物質のように立ち上がるのは、スコセッシならでは。情感に流されない凝視に感嘆した。
芝山幹郎/評論家

弱い人、負けてしまった人、裏切ってしまった人、そんな僕らの肩を抱いて、一緒に泣いてくれる映画です。
町山智浩/映画評論家

壮絶なまでのハイボルテージ。知性と情念の沸騰。『沈黙』がいかに多様な読みを呼び起こす現代的なテキストか、この映画は我々に教えてくれた!
森 直人/映画評論家

沈黙するのは、神か、隣人か、それとも己なのか。現代だからこそ悟らされる、信念を捨てないことの意味と意義。
松崎健夫/映画評論家

映画という信仰が生み出した、恐るべき作品。
こんなにも思考が揺さぶられる上映時間は、そう、ない。
松江 哲明/ドキュメンタリー監督

日本人俳優が本当に軒並み素晴らしい仕事をしている。
どのキャラクターも決して単純化できない、非常に多面的、多層的な描き方、表情の見せ方をしていて、特に重要なのはキチジローというキャラクターの描かれ方。窪塚くんが本当に素晴らしい。
ライムスター宇多丸/ラッパー・ラジオパー ソナリティ
TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」1月28日放送分より

『沈黙-サイレンス-』は、大ヒット上映中。

『沈黙-サイレンス-』
絶賛上映中
監督:マーティン・スコセッシ 原作:遠藤周作 撮影:ロドリゴ・プリエト 出演:アンドリュー・ガーフィールド リーアム・ニーソン アダム・ドライバー 窪塚洋介 浅野忠信 イッセー尾形 塚本晋也 小松菜奈 加瀬亮 笈田ヨシ
配給:KADOKAWA
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