累計発行部数300万部を超えた、「週刊少年マガジン」連載中の和久井健による大人気漫画「東京卍リベンジャーズ」を実写映画化する『東京リベンジャーズ』の公開日が10月9日に決定し、主要キャストとして、北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、鈴木伸之、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮が出演することが発表された。
主人公・花垣武道(タケミチ)を、『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、2020年1月公開『サヨナラまでの30分』をはじめ、『とんかつDJ アゲ太郎』、『思い、思われ、ふり、ふられ』など映画の公開が目白押し、若者から絶大な支持を受けている一方、ダンスロックバンド「DISH//」のボーカル&ギターとしても幅広い活躍を魅せている北村匠海が演じる。
東京卍會副総長・龍宮寺堅、通称ドラケンには、昨年主演を務めた舞台「終わりのない」で令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞を受賞した山田裕貴。物語のカギを握る存在の橘ナオトには、『キセキ -あの日のソビト-』で俳優デビュー以降、話題の映画、ドラマ、CMだけでなくバラエティにも幅を広げ活躍中、日経トレンディによる“2020年の顔”にも選出され注目を集める杉野遥亮。タケミチの天敵でキヨマサこと清水将貴(キヨミズマサタカ)を、『今日から俺は!!』劇場版の公開を控え、映画、テレビドラマ、舞台、CMと精力的に活動を続けている劇団EXILEのメンバー、鈴木伸之が務める。
さらに、タケミチの親友・千堂敦(センドウアツシ)を、2018年第14回コンフィデンスアワード・ドラマ賞新人賞を受賞した『今日から俺は!!』劇場版の公開が今夏に控えている磯村勇斗が演じ、裏で暗躍する東京卍曾幹部・稀咲鉄太(キサキテッタ)に昨年11月に公開した主演作『殺さない彼と死なない彼女』での好演が記憶に新しい間宮祥太朗が抜擢。タケミチが挑む東京卍曾の総長・佐野万次郎、通称マイキーを、昨年4月に公開し大ヒットを記録した『キングダム』で第62回ブルーリボン賞助演男優賞、エランドール賞新人賞を受賞した吉沢亮が務めるという、超豪華キャストが集結した。
■北村匠海(タケミチ役) コメント
リアルタイムで「面白い漫画No1」と思っているほど大好きな原作だったので、武道役でお話をいただいた時は今までとはまた違った高揚感がありました。特に武道が一番好きなキャラクターでもあったので、「もし映画化されるなら絶対僕がやりたい!」と思っていましたが、原作を好き過ぎるあまり少し不安でもあります(笑)。でも共演する仲間の皆が“超強力”メンバーなので、リアルな絆や繋がりを大事にしつつ、映像の『東京リベンジャーズ』としてベストなものを叩き出せたらと思っています。
■山田裕貴(ドラケン役) コメント
最高に嬉しいです。原作が大好きでずっと読んでいましたし、中でもドラケンが断トツで一番好きなキャラクターです。原作を読みながら、勝手にドラケンのシーンで自分の声をあてて読んでいたくらいです(笑)。髪型もドラケンをやるなら(原作の)あの髪型にしたい!と本当に剃り上げることになりました。実際に仲良しでもある吉沢亮がマイキー役をやるということで、最強のマイキー&ドラケンコンビが見られると思います。期待して下さい!
■杉野遥亮(ナオト役) コメント
橘直人を演じます。武道がタイムリープをする中でナオトの世界線は僕が想像する以上の歪みや苦しみを伴っているんではないかと思います。今を必死に生きようと奔走するナオトと、「ナオトの今」を創っていきたいと思います。そして、24年間の中のベストオブ握手を北村匠海と交わしたいと思っています。よろしくお願いします。
■鈴木伸之(キヨマサ役) コメント
原作を知ったきっかけは、周りの友達がこぞって「面白い!」と言っていたことです。だからお話をいただいた時は嬉しかったですし、実際読んでみるとただの不良漫画ではなく、主人公が時代を行き来したり、人間関係もしっかり描かれていて確かにすごく面白かったです!映画化に今自分もワクワクしています。キヨマサというキャラクターは悪役ですが、せっかく演じさせてもらうからには皆さんの記憶に残るような際立った“ワル”にしたい。外見もできる限り原作に忠実にしていくつもりなので、是非楽しみにしていて下さい。
■磯村勇斗(アッくん役) コメント
お話をいただいてから原作を読ませていただきましたが、物語自体の面白さと魅力的なキャラクター達に引き込まれて、読む手が止まらなくなりました。僕が演じる千堂敦=アッくんは、未来と過去の間で“陽”から“陰”へと同じ人物なのに異なるキャラクターへと大きく変貌を遂げます。過去では赤髪リーゼント、未来ではやせ細った(トーマンの)幹部になったりと、外見の変貌も多い。大切な仲間=武道の心に何を投げられるかを考えながら、外見も内面もしっかり変化させて挑みたいです。
■間宮祥太朗(キサキ役) コメント
原作は俳優仲間に薦められて、一気に読ませて頂きました。決していい子たちの話ではないですが、“男を学ぶ漫画”だなと思いましたし、彼らなりの信念や価値観がきっちり描かれている作品だなとも思いました。登場人物は皆、喧嘩が強くて心の中に覇気を持っているけれど、僕が演じる稀咲(キサキ)にはその中でも特に容赦の無さみたいなものがある。不良、仲間、友情。シンプルで熱いお話なんですが、そこには暗い影も確実に落ちていて。その象徴が稀咲だと思いますし、この群像劇の中で1人だけ独立したような存在になればいいなと思っております。
■吉沢亮(マイキー役) コメント
大人気漫画の実写化はやっぱりプレッシャーが凄いので、最初は悩みました。でも主演が別の作品でもご一緒した北村匠海君で、周りのキャストも素敵な役者さんが集まっていたので、楽しい現場になるだろうと思い、やらせて頂くことになりました。マイキーの純粋過ぎるが故の危うさと、時折見せる刺すような冷たい目。その辺を映画として見た時にオーバーになり過ぎないように、ちゃんと落とし所を見つけて演じられればと思います。あとハイキック。柔軟頑張ります。
■英勉監督 コメント
真正面から撮らせていただきます。生身の武道、マイキー、ドラケンはじめ愛すべきキャラクター達がみんなの為に命を張れる場所を提供してあげたいと考えてます。何卒宜しくお願いします。
『東京リベンジャーズ』
10月9日(金) 全国公開
監督:英勉
原作:和久井健「東京卍リベンジャーズ」
出演:北村匠海 山田裕貴 杉野遥亮 鈴木伸之 磯村勇斗 間宮祥太朗 吉沢亮
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 主人公・花垣武道(北村匠海)は壁の薄いボロアパートに住み、バイト先では年下の店長からバカ扱いされるどん底人生真っ只中のダメフリーター。ある日、ヤンキーだった学生時代に付き合っていた人生唯一の彼女・橘ヒナタ、その弟・ナオト(杉野遥亮)が、関東最凶の組織”東京卍曾”に殺されたことをニュースで知る。その事件を知った翌日、駅のホームにいたタケミチは何者かに背中を押され線路に転落する。死を覚悟した瞬間、タケミチは、不良学生だった10年前にタイムスリップしてしまった。過去に戻ったタケミチはヒナタの弟ナオトに遭遇、ナオトに「10年後ヒナタは殺される」と伝えたことにより、未来が変化した。ヒナタは救えなかったがナオトは死を避け10年後刑事になっていた。現代に戻り、刑事になったナオトに「10年前に戻り、東京卍曾を潰せばヒナタを助けられる。力を貸して欲しい!」と言われる。タイムリープする方法は、現代あるいは過去にいるナオトと握手すること。ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、タケミチは関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑む。
©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会