窪田正孝、松田翔太との7時間飲み会「お酒飲めるし拘束されてない」『東京喰種 トーキョーグール【S】』大ヒット御礼舞台挨拶レポート

全世界累計発行部数4400万部を誇る人気コミックスの実写化で、興行収入11億円を突破した2017年の大ヒット映画『東京喰種 トーキョーグール』。前作と同じく窪田正孝主演、新たに松田翔太、山本舞香を共演に迎えた『東京喰種 トーキョーグール【S】』が、7月19日より公開中。このほど、7月30日に新宿ピカデリーにて大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、キャストの窪田正孝、松田翔太、山本舞香、監督の川崎拓也、平牧和彦、スペシャルゲストのりんごちゃんが登壇した。

主人公・カネキを演じた窪田は、公開後のSNSでの反響について「『生々しすぎてひいた』とか、『グロかった』とかいう意見があった」ことを明かし、「『東京喰種 トーキョーグール【S】』は攻めた作品なので、いい言葉だけじゃない反応がリアルに聞けてすごく嬉しかった」とコメント。演じたカネキという存在については「早く幸せになってほしい…。近くにいたら手を差し伸べたくなる存在」だと明かした。

カネキの宿敵・月山シュウを演じた松田は、「公開から少し経ちまして、気持ち悪いとか、変態だったとかたくさんのお褒めの言葉をいただきまして本当に幸せに思っております」と照れ笑い。「純粋にカネキくんを好きなっただけなので、愛情表現が上手くいったのかなという感じ」と自身の怪演について考察した。

役を演じるにあたり「自信がなかった」というトーカ役の山本。しかし「前作を越えたいという気持ちは強かったので、皆さんに助けていただきながら」自身の役を作り上げていったという。アクションについては「窪田さんが、“やられ”が上手いので(笑)。すごく痛そうにしてくれるので、気持ち良くできた」と話すと、窪田は「お尻を蹴られたのは本当に痛かった」ことを告白し、会場を笑わせた。

先日、本作の初日舞台挨拶後の飲み会を週刊誌に撮られたことが話題に。窪田は「『(自分はお酒が飲めず)7時間ぐらい翔太さんに拘束された』と書かれていたんですけど、僕はお酒飲めるし拘束されてない」と弁解。「みんなで『東京喰種』のことを語り合って、気がついたら朝まで」飲み明かしていたことを明かしていた。

イベントの終盤には、ものまねタレントのりんごちゃんが登場。「大友康平」「武田鉄矢」と、見た目とのギャップがありすぎるものまねを立て続けに披露すると、窪田は「何度見ても素晴らしい。一瞬、時が止まってしまった(笑)」とりんごちゃんを絶賛していた。

『東京喰種 トーキョーグール【S】』
7月19日(金)より全国ロードショー
監督:川崎拓也 平牧和彦
脚本:御笠ノ忠次
原作:石田スイ「東京喰種トーキョーグール」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
主題歌:女王蜂「Introduction」(Sony Music Associated Records)
出演:窪田正孝 山本舞香 鈴木伸之 小笠原海 白石隼也 木竜麻生 森七菜 桜田ひより 村井國夫 知英 マギー ダンカン 栁俊太郎 坂東巳之助 松田翔太
配給:松竹

【ストーリー】 不慮の事故により、人を喰らわないと生きられない喰種(グール)と人間のハーフになってしまったカネキ(窪田正孝)は、二つの世界の狭間で葛藤しながらも、いまは喰種たちの駆け込み寺でもある喫茶店「あんていく」に身を寄せており、トーカ(山本舞香)らとともに生活をしている。そんな最中、「美食家(グルメ)」と呼ばれる喰種・月山(松田翔太)が「あんていく」を訪れる。月山を厄介者だと言い露骨に嫌な顔をするトーカは、カネキに「あいつとは関わらない方がいい」と釘を刺す。だが、月山は人間と喰種のハーフであるカネキの特殊な「におい」に目をつけ、カネキを「喰種レストラン」へ招き入れる。カネキVS月山…それぞれの【正義】がぶつかり合い、人間と喰種の共存を賭けた闘いがいま始まる。

©2019「東京喰種【S】」製作委員会  ©石田スイ/集英社