初共演となる上白石萌音と山崎紘菜がW主演で、ビジネスパートナーを演じる、“スタートアップ”をテーマにした映画『スタートアップ・ガールズ』が、9月6日より公開される。このほど、7月22日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて本作の公開記念トークイベントが開催され、キャストの上白石萌音、山崎紘菜、女性起業家の平野未来（株式会社シナモン代表取締役）、新居日南恵（manma代表）が登壇した。

本作は、性格も服装も仕事に対する考え方も真逆な二人が、ぶつかり合いながらもビジネスパートナーとして、それぞれの未来を探していくドラマ。

自由奔放で天才的な大学生起業家・光役の上白石は、山崎との初共演について「やりやすいことこの上ない」と前置きし、「紘菜ちゃんとは同じ年に同じオーディションを受けて、同じ審査員特別賞をいただいて、同じ事務所に入って、同じマーネジャーさんのもとで7年位、支え合い傷をなめあった戦友」だと明かし、「いつか共演したいという夢をこの映画で叶えていただいた」と喜びを語った。

“無難 is BEST”な安定志向をもつ大企業OL・希役の山崎は、上白石との共演について「助けられてばかりだった」とし、撮影に入る前に、上白石から「振り回すからね！」という宣言を受けたそうで、「私は思う存分振り回されにいこうという気持ちで」撮影に臨んだという。続けて「出会ったときから、常にドシンと構えてくれる。役としてはリードしてくれたし、悩んでいることも聞いてくれたりして助けられた。光が萌音ちゃんで良かった」と上白石を称賛した。

光と希のバディー映画にちなみ、女優として理想のパートナーシップは？という質問が。上白石は「どこまで腹を割って話せるか」と述べ、「アイデアや意思ももちろん、不安や緊張といった弱い部分もまっすぐに伝えられるかが大切」と持論を展開。

対して山崎は「どこまで相手を信頼できるか」とし、「今まで苦手な人はシャットアウトしていた。この映画で光と希の化学反応を目の当たりにしたとき、なんで苦手なのかを自分の中に取り入れると新たな世界が開けたり、意外とその人を大好きなる」ことを本作から学んだことを明かしていた。

『スタートアップ・ガールズ』
9月6日（金）より、ＴＯＨＯシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督：池田千尋
脚本：髙橋泉
主題歌：ASIAN KUNG-FU GENERATION「スリープ」（Ki/oon Music キューンミュージック）
出演：上白石萌音　山崎紘菜　大西礼芳　長田侑子　沖田裕樹　三河悠冴　MEISHA BROOKS　渡辺真起子　宮川一朗太　神保悟志　山本耕史
配給：プレシディオ

【ストーリー】　自由奔放で天才的な大学生起業家・光（上白石萌音）と“無難 is BEST”な安定志向をもつ大企業OL・希（山崎紘菜）。正反対の二人は、光の事業をサポートしているミズキ（山本耕史）との計らいで、小児医療遠隔操作で診察をする新プロジェクトのビジネスパートナーになってしまう。身勝手な光の言動に振り回される希は、光を信じることができず、仕事にも行き詰まる。非常識女 vs 手堅い女。人生最悪の出会いは、史上最強の新時代を創り出すことができるのか？

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