原作者・真山仁が撮影現場を激励訪問!「これまでで一番和やかな現場!」玉木宏「スパイラル~町工場の奇跡~」

真山仁による累計260万部を超えるベストセラー「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品「ハゲタカ4.5/スパイラル」を、主演に玉木宏を迎えて連続ドラマ化する「スパイラル~町工場(まちこうば)の奇跡~」が、4月15日よりテレビ東京「ドラマBiz」枠にて放送開始となる。このほど、原作者・真山仁が本作の撮影現場を激励訪問し、現場を見た感想や玉木に対する印象などを語った。

本作は、天才的な発明家だった創業者が急逝し倒産危機に陥った下町の町工場を、銀行員から転身した一人の企業再生家・芝野健夫(玉木宏)が立て直していく軌跡を描くヒューマンドラマ。「日本のモノづくりの魂」を縦軸に、降りかかる難題や金融機関の論理に翻弄されながらも、町工場という“一つの家族”が世界規模で襲いかかってくる巨大ファンド“ハゲタカ”に立ち向かい奮闘する姿を描く。原作者の社会派エンターテインメントの旗手・真山仁自身が「ハゲタカの常識を破ることを目的にした」と自負する、“中小企業の再生”をテーマに描いた話題作の連続ドラマ化となる。

原作者・真山仁は、玉木宏、貫地谷しほり、戸塚純貴、前原滉、國村隼ら主要キャストが勢ぞろいする事務所シーンを見学。「現場訪問を楽しみにしていた」と語る真山は、撮影中のモニターを真剣に見つめ、今回3度目のタッグとなる玉木と談笑する姿も見られた。

■真山仁(原作者) コメント
Q:「スパイラル」の現場をご覧になっていかがですか。
撮影中も撮影の合間も含めて、これまで現場訪問をした作品の中で、一番和やかで、味わったことのない雰囲気だなと思いました。今までがヒリヒリしたドラマばかりだったというか、自分の作品はそういうものが多いので、とても新鮮でした。

Q:玉木宏さんとのタッグは3度目ですが、改めて玉木さんの印象はいかがですか。
前に演じていただいた「巨悪は眠らせない」シリーズ(2016、2017年)の冨永とは正反対の役で、どのように演じられるのか、とても楽しみでした。特に笑顔の見せ方とかリアクションの柔らかさは別人のようで、正直驚愕しました。これまで何人もの方が芝野を演じていますが、新しい芝野ができあがったなと思いました。

Q:視聴者の方へメッセージをお願いします。
いい意味で人間臭いというか、人の体温が感じられるような作品なので、もしかしたら懐かしいと思えるかもしれません。この懐かしさは、徐々にいろんなことが起きて壊れていくのですが、これぞ人間ドラマだというのを、きっと堪能できるのではないかと思っています。楽しみにお待ちいただいて、ぜひご覧いただければと思います。

「スパイラル~町工場の奇跡~」
4月15日よりテレビ東京系にて放送開始
毎週月曜 夜10時放送/BSテレ東にて毎週金曜 夜9時放送
地上波放送終了後、動画配信サービスParaviにて配信
監督:井坂聡 松田礼人 棚澤孝義
原作:真山仁「ハゲタカ4.5/スパイラル」(講談社文庫)
脚本:羽原大介
主題歌:SING LIKE TALKING「Spiral」(Universal Connect)
出演:玉木宏 貫地谷しほり 戸塚純貴 福士誠治 野波麻帆 前原滉 渡辺邦斗 水沢エレナ 島丈明 遠山俊也 長谷川純 星田英利 小野武彦 平泉成 眞島秀和 真矢ミキ 國村隼

【ストーリー】 企業再生家・芝野健夫(玉木宏)の元に恩人の天才発明家・藤村(平泉成)の訃報が届く。創業者の藤村亡き今、町工場のマジテックは潰れてしまうのか…。芝野は、藤村の娘・浅子(貫地谷しほり)、劣等感を持つ息子・望(戸塚純貴)、藤村の右腕だった桶本(國村隼)と再会し、ある想いを巡らせる。そこに、芝野に復讐を目論む村尾(眞島秀和)や外資系ファンドの社長ナオミ・トミナガ(真矢ミキ)がマジテックを乗っ取ろうと動き出す!芝野は倒産寸前の町工場を救えるか!?