激動の16世紀の英国を生きたふたりの女王を描く、シアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビー共演の映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』が3月15日より公開される。このほど、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。

スコットランド女王メアリー・スチュアートとイングランド女王エリザベスⅠ世の波乱に満ちた人生を描く本作。16歳でフランス王妃となり、18歳で未亡人となったメアリーは、スコットランドで再び王位につく。しかし、当時のスコットランドは、女王エリザベスⅠ世の支配下にあった。メアリーは自身のイングランド王位継承権を主張、エリザベスの権力を脅かす。一方、恋愛と結婚を経験し、気高く美しいメアリーに複雑な想いを抱くエリザベス。若き女王たちは、それぞれの宮廷内部で起こる反乱や陰謀によって王位が危険にさらされ、お互いに“従姉妹”を恐れると同時に魅惑されながら、男性社会の中で政治を司る女性として戦う。

ふたりの女王を演じるのは、第90回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた女優たち。スコットランド女王メアリー・スチュアートには、『レディ・バード』のシアーシャ・ローナン。イングランド女王エリザベスⅠ世に、『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーが扮する。監督は舞台演出を数多く手がけてきたジョージー・ルークが務め、本作で長編映画監督デビューを果たした。

著名人 絶賛コメント

■今井美樹（歌手）
女性でも男性でも国を治め守る立場がいかに壮絶か。本来の敵以前に敵がいるのは、女性だからなのか。2人の孤独な女王が闘う姿に心が揺れて止まらない。

■中野香織（服飾史家）
外見を荘厳に盛るにつれ孤独を深めていくエリザベス。女性としての美質が不幸を招くメアリー。女王の葛藤と歴史の皮肉が現代によみがえり、心を揺さぶる。

■大地真央（女優）
偉大な二人の女王の繊細な心の内が荘厳な映像美の中で描かれる切ない人間ドラマ。衣装、ヘアメイクも二人の女王の個性をくっきりと浮かび上がらせている。

■柘植伊佐夫（人物デザイナー）
珠玉の衣装や美粧の数々。創り手の冒険と洞察。ふたりの女王への深い愛と尊敬が心に響く作品。

■冲方丁（作家）
女王たちの緊迫した駆け引きの連続は、戦国武将そのもの。それでいて互いを信じ、憎み、愛したふたりの姿は、現代の女性の希望と失望をあますところなく映し出している。むしろ男性必見の映画だ。

■ピーター・バラカン（ブロードキャスター）
歴史ドラマの姿を借りた現代劇。特にメアリーは戦国時代のパンクという印象です！

『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
3月15日（金） ＴＯＨＯシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー
監督：ジョージー・ルーク
脚本：ボー・ウィリモン
出演：シアーシャ・ローナン　マーゴット・ロビー　ジャック・ロウデン　ジョー・アルウィン　ジェマ・チャン　マーティン・コムストン　イスマエル・クルス・コルドバ　ブレンダン・コイル　イアン・ハート　エイドリアン・レスター　ジェームズ・マッカードル　デヴィッド・テナント　ガイ・ピアース
配給：ビターズ・エンド　パルコ

【ストーリー】　16歳でフランス王妃となり、18歳で未亡人となったメアリー（シアーシャ・ローナン）は、スコットランドで再び王位につく。しかし当時のスコットランドは、エリザベスⅠ世（マーゴット・ロビー）の支配下にあった。メアリーは自身のイングランド王位継承権を主張、エリザベスの権力を脅かす。恋愛、結婚を経験し、気高く美しいメアリーに複雑な想いを抱くエリザベス。それぞれの宮廷内部で起こる裏切り、反乱、陰謀がふたりの王位を危険にさらし、歴史の流れを変えていく。お互いに「従姉妹」を恐れ、同時に魅惑されていた若き女王たちは、男性社会の中で政治を司る女性として戦うのだった…。

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