フェリシティ・ジョーンズ × アーミー・ハマー 世紀の“男女平等”裁判に挑んだ女性弁護士の実話『ビリーブ 未来への大逆転』予告編

1970年代のアメリカで女性弁護士が史上初の“男女平等”裁判に挑んだ実話を、フェリシティ・ジョーンズ主演、アーミー・ハマー共演で映画化した『ビリーブ 未来への大逆転』が3月22日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグは、名門ハーバード法科大学院に入学し、夫マーティの協力のもと首席で卒業する。しかし、女性だからというだけで雇ってくれる法律事務所はなく、ルースはやむなく大学教授になる。70年代になり、さらに男女平等の講義に力を入れ、それでも弁護士の夢を捨てられないルースに、マーティがある訴訟の記録を見せる。ルースは、その訴訟が歴史を変える裁判になることを信じ、自ら弁護を買って出る。

今なお、アメリカで最高裁判事を最高齢の85歳で務めるルース・ギンズバーグの若かりし弁護士時代を演じるのは、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞ノミネート、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で主演を務めたフェリシティ・ジョーンズ。彼女を信じ、支え続けた夫のマーティには、『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマー。さらに、『ミザリー』のオスカー女優キャシー・ベイツが伝説の弁護士役で出演。監督は、『ディープ・インパクト』のミミ・レダーが務める。

予告編では、「ギンズバーグはガンだ」「くだらん思想をひねり潰せ」といった男性からの圧力に屈することなく、男女差別に立ち向かうパワフルな女性弁護士ルースの姿が見られる一方で、夫・マーティンには料理が苦手と指摘されるなど、ルース・ギンズバークという一人の女性の、主婦として、妻として、そして母としての意外な一面も切り取られている。さらに映像内では、ルースが挑んだ、世界を変えた世紀の裁判の内容にも触れられており、彼女が戦ったのは、同じ女性の権利を主張するためではなく、母親の介護のため、介護補助の申請を却下された“男性の権利”を主張する裁判だったという意外な事実も明らかに。バックに流れるのは、2017年リリースのアルバム「レインボー」で全米初登場第1位を獲得した世界的シンガー・ソングライター、ケシャによる主題歌「Here Comes The Change」。

『ビリーブ 未来への大逆転』
3月22日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:ミミ・レダー
主題歌:KESHA「Here Comes The Change」(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)
出演:フェリシティ・ジョーンズ アーミー・ハマー キャシー・ベイツ
配給:ギャガ

【ストーリー】 貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)は、「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を胸に努力を重ね、名門ハーバード法科大学院に入学する。1956年当時、500人の生徒のうち女性は9人で、女子トイレすらなかった。家事も育児も分担する夫のマーティ(アーミー・ハマー)の協力のもと首席で卒業するが、女だからというだけで雇ってくれる法律事務所はなかった。やむなく大学教授になったルースは、70年代になってさらに男女平等の講義に力を入れる。それでも弁護士の夢を捨てられないルースに、マーティがある訴訟の記録を見せる。ルースはその訴訟が、歴史を変える裁判になることを信じ、自ら弁護を買って出るのだが―。

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