「ベルサイユのばら」池田理代子描き下ろしオリジナルビジュアル!登坂広臣 × 中条あやみ『雪の華』

三代目J Soul Brothersの登坂広臣と中条あやみが主演を務める、中島美嘉の同名ラブソングの映画化となる『雪の華』が、2月1日より公開される。このほど、「ベルサイユのばら」の作者・池田理代子が、本作にインスパイアされて描き下ろしたオリジナルビジュアルが披露された。

(C)池田理代子プロダクション

本作は、今年で発売から15周年を迎える冬のラブソングの名曲、中島美嘉の「雪の華」を最高のラブストーリーとして映画化。美雪(中条あやみ)は、主治医である若村(田辺誠一)から、余命1年を宣告され絶望に打ちひしがれていた。そんな中、美雪はひょんなことから知り合った悠輔(登坂広臣)の働く店が危機に陥っていることを知り、100万円で1か月恋人になるという期間限定の恋を持ち掛ける。

45年を経てなお、燦然と輝き続け、世界中の人々を魅了して止まない不朽の名作「ベルサイユのばら」。フランス革命の時代、激動な運命に翻弄される中で、男装の騎士オスカルと叶わない恋だとは知りつつも、運命の人オスカルを愛し見守り続けたアンドレの永遠の愛と革命のドラマを描いている。そんな「ベルばら」で有名な池田理代子が、今回同じく世界中で愛される冬のラブソングの名曲を映画化し、余命一年、限られた時間の中で、偶然出会った運命の相手との一生に一度の最後の恋を描いた『雪の華』からインスパイアされたオリジナルビジュアルを描き下ろした。

北欧フィンランドの煌びやかなオーロラと、美しい雪景色の中で、切ない涙を流す美雪に寄り添う憂いを帯びた表情の悠輔と、ひっそりと肩を寄せ合い手を繋ぎ、後ろを振り向く2人の姿。期間限定の消えゆく恋の切なさが感じられる印象的なビジュアルとなっている。映画を観た池田は王道のラブストーリーを真っすぐに描いた作品の世界観と俳優としての登坂広臣に魅せられ、「恋の始まる美しい瞬間が、現代における清涼剤のようです。王道の恋物語、それに、登坂さん、中条さん、がぴったりとはまりました。ヒロインの命はいつまで続くのか、手をつないで見返りながら向こうに去っていく二人の姿に、私なりの回答をそえました」とコメントを寄せ、身分違いの愛に悩み苦しみ、愛する者を想いながら死を遂げる物語を描いた池田理代子にしか描けない、悠輔と美雪の最後の恋の一瞬の輝きが収められている。

『雪の華』
2月1日(金) 全国ロードショー
監督:橋本光二郎
脚本:岡田惠和
主題歌:中島美嘉「雪の華」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽:葉加瀬太郎
出演:登坂広臣 中条あやみ 高岡早紀 浜野謙太 田辺誠一
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 幼い頃から病気がちで、ついに余命1年を宣告された美雪(中条あやみ)。彼女の夢は2つ―1つは両親が出会った〈約束の地〉フィンランドでオーロラをみること。そしてもう1つは、最初で最後の恋をすること。ある日、ひったくりにあった美雪は、ガラス工芸家をめざす青年・悠輔(登坂広臣)に助けられる。悠輔が男手ひとつで妹弟を育てていること、そして働く店が危機になっていると知った美雪は、「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月、私の恋人になってください」と持ちかける。何も知らないまま“期間限定”の恋に応じる悠輔だったが…。

©2019 映画「雪の華」製作委員会