『イップ・マン』シリーズから誕生した新たなるヒーローの復活劇を描く、マックス・チャン主演、香港アクション界の巨匠ユエン・ウーピン監督最新作『イップ・マン外伝 マスターZ』が、3月9日に公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。
ブルース・リーの唯一の師にして、詠春拳の達人として人々の尊敬を集めた実在の武術家イップ・マンの半生を描いた『イップ・マン』シリーズ。本作では、その第3作『イップ・マン 継承』で詠春拳の正統をめぐってイップ・マンに挑戦し敗れた男、チョン・ティンチが、再び正義のために拳を握る姿を描く。
チョン・ティンチを演じるのは、『ドラゴン×マッハ!』『イップ・マン 継承』で強烈な印象を残し、『パシフィック・リム:アップライジング』などハリウッド進出も果たして波に乗るマックス・チャン。マックスと壮絶なカンフーバトルを繰り広げる、暗黒街を仕切る女ボス・クワンにミシェル・ヨー、ヘロイン密売組織の黒幕・デヴィッドソンにデイヴ・バウティスタ、謎の暗殺集団の殺し屋にトニー・ジャーが扮する。そのほか、クワンの悪逆非道な弟・キットにケビン・チェン、ティンチを支えるヒロイン・ジュリアにリウ・イェン、ナイトクラブを経営するジュリアの兄にシン・ユー、ジュリアの親友ナナにクリッシー・チャウ、さらにパトリック・タムやユン・ワーなど、超豪華キャストがマックスの脇を固める。
メガホンを取ったのは、『ドランクモンキー 酔拳』『マトリックス』『キル・ビル』などのハリウッド大作まで手がける、アクション界の大巨匠にして、香港映画界の伝説ユエン・ウーピン。自身のアクション・チームで長年育てた愛弟子マックス・チャンのために直々にメガホンを取った本作を、「自らのベストの1本」と口にする。
『イップ・マン外伝 マスターZ』
3月9日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
監督:ユエン・ウーピン
脚本:エドモンド・ウォン チャン・タイリー
出演:マックス・チャン デイヴ・バウティスタ トニー・ジャー ミシェル・ヨー シン・ユー ケビン・チェン リウ・イェン シン・ユー クリッシー・チャウ パトリック・タム ユン・ワー
配給:ツイン
【ストーリー】 詠春拳の正統争いでイップ・マンに挑み、敗れたチョン・ティンチ(マックス・チャン)は武術界を去った。請け負っていた闇の仕事からも足を洗い、ティンチは生活の為小さな食料店を営みながら息子フォンと穏やかな生活を送り始めていた。ある日、ティンチは街を仕切る長楽グループの反逆児キット(ケビン・チェン)とその手下に追われていた、ジュリア(リウ・イェン)とナナ(クリッシー・チャウ)の窮地を救う。だが、そのことで彼はキットの恨みを買い、住居兼食料品店に放火され店も住む場所も失ってしまう。ジュリアはそんなティンチ父子を、バーを経営している兄フー(シン・ユー)に紹介し、仕事と住居の世話をする。一方、長楽グループの女ボス、クワン(ミシェル・ヨー)は組織を合法的企業にしようと考えていたが、弟のキットはそれに反旗を翻し、外国人犯罪組織の黒幕デヴィットソン(デイヴ・バウティスタ)と組んで麻薬の密売に手を染め始める。やがて、キットとデヴィットソンの卑劣な策略によってナナやフーが命を落としてしまい…ティンチは封印していた武術を正義の為につかうべく、単身、悪の巣窟へと乗り込んで行く。
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