「天地明察」、「マルドゥック・スクランブル」のベストセラー作家・冲方丁(うぶかたとう)の同名小説の実写映画化で、堤幸彦監督、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈ら豪華若手キャスト共演で贈る『十二人の死にたい子どもたち』が、1月25日より公開される。このほど、顔が明かされていなかった13人目の“死体役”を、とまんが演じていることが発表された。
原作は、第156回直木賞の候補作となり話題となった、冲方丁初となる現代サスペンスの傑作。集団安楽死をするため、廃病院に集結した12人の未成年。ルールは“死に方、タイミングが12人全員一致すること”だが、彼らの目の前に現れた、ルール違反の13人目のまだ生あたたかい死体によって、ミッション達成が崩壊しだす。メガホンを取るのは、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」シリーズで数々の若手俳優を発掘し、『人魚の眠る家』を監督した堤幸彦。
出演するのは2018年の日本映画界を席巻した杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈ら若手超オールスターキャスト6人と、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」シリーズで数々の若手俳優を発掘し続けてきた堤幸彦監督にオーディションで選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗ら将来の活躍が期待される俳優6人。“全員平成生まれ”で今注目の気鋭の俳優12人が熱演を繰り広げる。
新たなキャストとして発表されたとまんは、モデルや俳優として活動しており、本作では13人目=死体役に扮する。彼の存在は“謎”そのものであり、本作で描かれる“密室サスペンス”の柱という重要な役割を果たす。
そして本作の公開を記念して、1月19日に新宿ピカデリーの1Fエントランスにて、13人目の死体役の“生”実演が行われることが発表された。会場にはとまん自らが13人目の死体役として登場する。
■13人目の死体役“生”実演 概要
日程:1月19日(土)
時間:正午から不定期
場所:新宿ピカデリー 1F エントランス
登壇者:とまん
備考:劇場オープン時より整理券配布の上、各回人数制限を設け複数回実施予定。
※スケジュールを含む詳細は、追って公式HP、公式Twittterにて発表
『十二人の死にたい子どもたち』
1月25日(金) 全国ロードショー
監督:堤幸彦
原作:冲方丁「十二人の死にたい子どもたち」(文藝春秋刊)
脚本:倉持裕
主題歌:The Royal Concept「On Our Way」(ユニバーサル ミュージック)
出演:杉咲花 新田真剣佑 北村匠海 高杉真宙 黒島結菜 橋本環奈 吉川愛 萩原利久 渕野右登 坂東龍汰 古川琴音 竹内愛紗 とまん
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 その日、12人の未成年たちが、安楽死を求め廃病院の密室に集まった。「みんなで死ねば、怖くないから」。ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。彼らだけしか知らない計画のはず。まさかこの12人の中に殺人鬼が……?死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられいく。全員、ヤバい。気が抜けない。いつ誰が殺人鬼と化すかもわからず、パニックは最高潮に。彼らは、安心して“死ねるのか”、怯えながら“殺されるのか”。監督・堤幸彦が仕掛ける、出口無しのノンストップ未体験・密室サスペンスゲームの幕が上がる。
©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会