シンガーのマイリー・サイラスが、最新アルバムの収録曲「Jaded（ジェイディッド）」のMVをお披露目した。

▼マイリー・サイラスのインスタグラム（mileycyrus）より

今年3月に最新アルバム「Endless Summer Vacation（エンドレス・サマー・バケーション）」を発売したマイリーは、収録曲「Jaded」のMVを5月16日に公開。映像は、トップレスでジーンズ姿のマイリーが白いベッドの上に横たわるシーンからスタート。開放的なプールサイドでゴールドのボディスーツ、黒いカットアウト水着、ラインストーンが施されたブラックビキニを身に纏い、力強い歌声を披露している。

MVの監督を務めたのは、アルバム収録曲の「Flowers（フラワーズ）」、「River（リヴァー）」のMVを手掛けたモデルのジェイコブ・ビクセンマン。本楽曲は、ニューアルバム発売を記念して3月にディズニープラスで配信されたドキュメンタリー映像『マイリー・サイラス エンドレス・サマー・バケーション（バックヤード・セッションズ）』でもパフォーマンスされた。

「Jaded」の歌詞は「今はじっくり考える時間ができた／私たちはもっと年をとって／葬り去るには大きすぎる」「私たちは地獄に落ちた／でも、戻ってこれなかった」という内容で、元恋人への後悔や破綻した関係について歌っている。

ファンの間では、「Jaded」や「Flowers」などの複数のアルバムの収録曲は、元夫で俳優のリアム・ヘムズワースについて歌った曲だと言われている。マイリーとリアムは2009年に映画『ラスト・ソング』の共演がきっかけで交際を開始。破局と復縁を経て2018年12月に結婚したが、約8か月で離婚に至った。

▼マイリー・サイラス「Jaded」のMV

先日5月4日、大ヒット曲「Flowers」が音楽ストリーミングサービスのSpotifyで史上最速で10億回再生を突破。これを受け、マイリーはインスタグラムに「本当にありがとう（Thanks a billion）。みんなのことを愛してる」と感謝のメッセージを投稿していた。

現在30歳のマイリーは、ディスニー・チャンネルのTVドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」（2006〜2011）で大ブレイク。俳優として最近はSFシリーズ「ブラック・ミラー」シーズン5（2019）に出演した。