人気ドラマ「フレンズ」でモニカ役を演じたコートニー・コックスが、米テレビ界の最高峰のアワードと言われるエミー賞にノミネートされたことを受け、感謝のメッセージをインスタグラムに投稿した。
▲コートニー・コックス(右下中央)、(左から)マット・ルブラン、マシュー・ペリー、ベン・ウィンストン監督、ジェニファー・アニストン、リサ・クドロー、デヴィッド・シュワイマー
コートニー・コックスのインスタグラム(courteneycoxofficial)より
7月13日(現地時間)、第73回エミー賞のノミネーションが発表され、ドラマ「フレンズ」の同窓会スペシャル番組「フレンズ:ザ・リユニオン」が、バラエティ・スペシャル(録画)部門作品賞ほか4部門にノミネートされた。
これを受け、コートニーはレイチェル役のジェニファー・アニストン、フィービー役のリサ・クドロー、ジョーイ役のマット・ルブラン、チャンドラー役のマシュー・ペリー、ロス役のデヴィッド・シュワイマー、監督を務めたベン・ウィンストンとの記念写真をシェア。
番組では主要キャスト6名全員がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、コートニーは「フレンズ」のエピソードタイトルの原題と同じように「The one…」から始まるメッセージを投稿。「この栄誉を与えてくださった(テレビジョン・)アカデミーに心から感謝。素晴らしい成果を残したベン・ウィンストンと彼のチームに感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びのコメントを発信した。
ジェニファーも自身のインスタグラムのストーリーで、「エミー賞で4部門にノミネートされた『フレンズ』ファミリーにおめでとう。私たちにとって、これはとてもスペシャルなリユニオンだった。皆さんに番組をお届けできてこれ以上の幸せはないわ」と、ノミネートを祝福している。
▲ジェニファー・アニストンのインスタグラム(jenniferaniston)より
1994年から2004年までの「フレンズ」放送期間中、エミー賞においてジェニファーは2002年に主演女優賞(コメディ部門)を受賞、リサは1998年に助演女優賞(コメディ部門)に輝き、マット、マシュー、デヴィッドも演技賞で1回以上のノミネート経験がある。
今年6月、ラジオ番組「ハワード・スターン・ショー」で、「私以外のキャストメンバーがみんな(エミー賞に)ノミネートされて心が傷ついた」と語っていたコートニー。今回はクリエイターとして、「フレンズ」放送開始から約28年を経て初ノミネートとなった。授賞式は9月19日(現地時間)に行われる。
現在57歳のコートニーは、ドラマ「ミラクル・エスパーズ」(1985〜1988)で女優デビュー。コメディドラマ「ファミリー・タイズ」(1982〜1989)で脚光を浴び、人気ドラマ「フレンズ」のモニカ役でスターへの階段を駆け上がった。映画『スクリーム』(1996)では惨殺事件を追うゲイル・ウェザーズ役を演じ、『スクリーム2』(1997)、『スクリーム3』(2000)、『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』(2011)に同役で出演。ドラマ「Dirt」(2007〜2008)と「クーガータウン」(2009〜2013)では主演と製作総指揮も務めている。ゲイル役として再登場する『スクリーム5(原題)』は2022年1月14日に米国公開予定だ。