大ヒットTVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のデナーリス・ターガリエン役で知られるエミリア・クラークが、自身が制作したコミック「M.O.M.: Mother of Madness(原題)」をリリースすることをインスタグラムで発表した。
▲エミリア・クラーク
エミリア・クラークのインスタグラム(emilia_clarke)より
「この2年間、コミックを作っていた」というエミリア。コミック作家のマルグリート・ベネットと共同制作したコミックシリーズ「M.O.M.: Mother of Madness」が7月21日に発売されることを報告した。
本作は、科学者として働くシングルマザーのマヤが奇妙なスーパーパワーを発揮し、人身売買を行う秘密組織に立ち向かっていくというストーリー。
米メディア「Entertainment Weekly」によると、エミリアは出版社のイメージ・コミックと共同クリエイターのマルグリートと話し合い、全て女性で構成されるクリエイティブチームを結成。エミリア自身が、主人公のバックグラウンドの構想からヒーローコスチュームのデザインまで、コミックにおけるあらゆる素材を作り上げた。出版社のイメージ・コミックは「コメディとカオスで満載」のコミックになると説明している。
インスタグラムでコミックの発売を告知したエミリアは、「心を込めて書き、愛情を込めてデザインした。みんなが楽しんでくれますように!」と興奮気味にコメント。コミックカバーもお披露目し、「発売日が近づくにつれて情報を解禁していくけど、まずはカバーを楽しんでね!」とつづっている。
▲エミリア・クラークのインスタグラム(emilia_clarke)より
現在34歳のエミリアは、ジョージ・R・R・マーティンのベストセラー小説「氷と炎の歌」を映像化した大ヒットTVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011~2019)でデナーリス・ターガリエン役としてレギュラー出演。同作は、第67回、第68回、第70回、第71回のエミー賞ドラマシリーズ部門で作品賞に輝いた。また、『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター、ハン・ソロの若き日を描いた『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)では、ハン・ソロの幼馴染キーラ役を好演した。
主な出演作は、『ドム・ヘミングウェイ』(2013)、『ターミネーター:新起動/ジェネシス』(2015)、『世界一キライなあなたに』(2016)、『ラスト・クリスマス』(2019)などがある。