ヴァネッサ・カービー、ベネチア国際映画祭女優賞に輝く!トロフィーを手に「なんて夢のような週末」

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などに出演したヴァネッサ・カービーが、第77回ベネチア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞し、トロフィーを手にしたフォトを自身のインスタグラムに投稿した。

▲ヴァネッサ・カービーのインスタグラム(vanessa__kirby)より

イタリアで9月12日(現地時間)、第77回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門の授賞式が行われ、ヴァネッサは『Pieces of a Woman』(原題)で最優秀女優賞を受賞。「なんて夢のような週末だろう…」とキャプションし、トロフィーを手に嬉しそうな笑顔を見せたフォトを公開した。

▲ヴァネッサ・カービーのインスタグラム(vanessa__kirby)より

『Pieces of a Woman』は、自宅出産で悲劇を経験した女性が人生を見つめ直していく物語。ヴァネッサが主人公マーサを演じ、彼女の夫ショーンをシャイア・ラブーフが演じる。

授賞式後、ヴァネッサはインスタグラムに「心臓が爆発しそう」と喜びのコメントを投稿。また、「ベネチア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞し、本当に圧倒されています。初主演を務める私を信頼してくれた(映画製作会社の)ブロン・スタジオズ、そして、勇気を持って自身の経験を共有してくれた全ての素晴らしい女性たちに心から感謝しています。皆さんがいなければ成し遂げられなかったことです。この賞を皆さんに捧げます」と感謝のメッセージを投稿している。また、同作がNetflixにて配信されることも発表した。

▲ヴァネッサ・カービーのインスタグラム(vanessa__kirby)より

同映画祭のコンペティション部門では、最高賞の金獅子賞はクロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が受賞。監督賞の銀獅子賞には『スパイの妻』の黒沢清監督が選ばれた。最優秀女優賞に輝いたヴァネッサは、コンペティション部門出品作『The World to Come』(原題)にも出演している。

イギリス出身のヴァネッサは、舞台女優としてキャリアをスタートさせ、ドラマシリーズ「THE HOUR 裏切りのニュース」(2011)でTVドラマ初出演。ドラマシリーズ「ザ・クラウン」(2016〜2017)ではマーガレット王女を演じ、英国アカデミー賞で助演女優賞に輝いた。トム・クルーズ主演の人気アクションシリーズ第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)では、主人公イーサン・ハントを翻弄するホワイト・ウィドウ役に抜擢。その後、メガヒットカーアクションシリーズのスピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)に出演した。

このほかの出演作は、『エベレスト 3D』(2015)、Netflixオリジナルシリーズ「フランケンシュタイン・クロニクル」(2015〜2017)、『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』(2019)など。待機作には、2021年11月に米国公開予定の『ミッション:インポッシブル7』(原題)があり、同作にはホワイト・ウィドウ役として再登場する。