【全起こし】横浜流星&清原果耶「飯島寛騎の弾き語りシーンでは感動して泣きました」映画『愛唄 -約束のナクヒト-』完成披露上映会レポート 全文掲載

MC:マジカルバナナをやっていたと!ありがとうございます(笑)。そして財前さん。人生のタイムリミットを告げられた息子を見守る母親として、難しい役だったと思いますが、振り返られていかがでしょうか?あと、横浜さんとの共演が続いてますけれども、横浜さんはどんな人なのでしょうか?

財前:最初に台本をいただいたときに、私も母親ですから、まさか息子が自分より先に亡くなるっていうことが想像できなくて、ずっと泣いてましたね。で、撮影もそうなんですけど、可愛いんですよ!この(横浜くん、清原さん、飯島くん)3人が!本当に青春してるんだなっていうのがすごく伝わってきて、「ここで私は泣いちゃいけない!」と思いつつ、でも撮影の間とかでも感動の嵐でしたし、横浜くんもそうですし、飯島くんもすごく良い子で…。3人が本当に可愛いんですよ、とってもピュアで。そのピュアで可愛いところが、この映画にも表れていると思うので、すごい素敵なドラマです。

MC:ありがとうございます。では、今年も間もなく清水寺で、今年の漢字が発表されます。実は登壇者の皆さんには、皆さんの今年一年を表す漢字一文字を事前に書いていただいております。お互い何を書いたかは知りません。フリップを一斉に見せていただいて、発表していこうかなと思います。

(登壇者へフリップが渡される)

MC:それでは皆さんの考える、今年一年を表す漢字一字を見せて下さい。川村監督からお願いします!

(川村監督の今年一年を表す漢字:「愛」)

川村:ベタですいませんが、ある意味今年は『愛唄』に始まり、『愛唄』に終わり、そしてこうやって映画を作り続けられるのは奥さんのお陰でもあるので、感謝の意味も込めてこの字にしました。こういう風に伝えるとこの映画のように何かが生まれるんじゃないかなと思いながら、『愛唄』の「愛」にしております。

MC:川村監督、急に奥さんの話も出てきましたけれども。

川村:たぶん、今どこかで見ているので伝わるんじゃないかなと思いながら(笑)。言葉にするって大切ですよ皆さん!

清原:大切です。

MC:なるほど!川村監督が「愛」って意外じゃないですか?

飯島:いやでも、来ると思ってましたよ、僕は。今回『愛唄』じゃないですか。絶対「愛」は誰か触れてくるんじゃないかと思って、僕はあえて避けてたんですけど(笑)。

横浜:愛を“連”れてくる?

飯島:え…?

MC:横浜さん、今軽くボケましたよね、大丈夫ですか?

横浜:大丈夫です大丈夫です。

川村:みんな聡明な人たちだからね、絶対「愛」って書かないだろうなって思って、このベタは被んないだろうと思ってこれにした。

MC:なるほど!続いて、財前さんお願いします。

(財前の今年一年を表す漢字:「母」)

財前:わたしはもう、そのまんま「母」ですね。私の中の一年を振り返っても、母親役をさせていただいていることが多くて、母性が溢れた今年の一年だったかなと思います。

MC:なるほど。では、横浜さんから見て母である財前さんはどうでしたか?

横浜:前回の作品では違う母だったんですよね。なので、共演させてもらっているので、すごく安心感というか本当のお母さんのような存在で、あるシーンでは本当にすごく心を動かされました。母も父もすごく大切にしないとなっていうふうに自分も改めて思いました。

MC:撮影の合間に、横浜さんと財前さんはどんな話をされていたんですか?

横浜:なんの話をしてました…?

財前:わりとドラマの中のことで悩んでたことを、「こんな感じじゃない?」みたいな。だいたいアドバイス的な?

横浜:そうですね!アドバイスはいただきました。あるシーンも財前さんにアドバイスをいただいて、それを実際にやらせてもらってっていう。

MC:なるほど!では成海さんいきましょうか。

(成海の今年一年を表す漢字:「稽」)

成海:はい。わたしは稽古の「稽」です。今年も色々な役をやらせていただいたんですけど、一年中全ての役でお稽古事があって、アクション、タップダンス、三味線、落語、それで今は歌の稽古をしてたり…(笑)。目まぐるしかったんですけど。まあ、充実していたなと、最後まで年内、頑張りたいと思います!

MC:もうとにかく色んな稽古を!

成海:稽古に追われていた一年でした。

MC:これに関して、皆さんいかがですか?

横浜:そんなに色んな役に挑戦できるのはすごく羨ましいなって思いました。

MC:なるほど。まさか、「稽」は飯島さんと被ってるわけはないですよね?ギター…。

飯島:大丈夫です!(笑)