MC:ありがとうございます。続いて中田さん、お願いいたします。
中田:秋山寿音役をやらせていただきました、中田圭祐です。観終わったって、僕がちょっと恥ずかしいところが…(笑)。
キャスト:あはは!!
山田:たしかにな!そっか、そっか!
中田:この前は観る前だったので、観終わった方々の前に出るというのが初めてで、ちょっと恥ずかしかったり…という感じなんですけど(笑)。
遊佐:正直なんだね!
中田:(笑)。でも本当に楽しい現場で、本当に素敵な経験をできたなと思って、それが出来上がって上映されて、皆さんに観てくださっているというのがとても素敵な瞬間だなと思えています。短い時間ですが、最後までよろしくお願いします。
MC:ありがとうございます。それでは遊佐さん、お願いいたします。
遊佐:杉村一樹役の遊佐亮介です。まさか僕もインド人のパートナーとなるとは思わなかったんですけれども、まさか国も越えてくるかと思ったんですけどもね(笑)。去年撮影しまして、ちょうどこの時期、9月、10月に撮影しまして、「公開まで1年あるのかぁ、長いなぁ」と思っていたんですけど、今日朝、雨でちょっと冷たい気温で、去年の長野を思い出すなぁと、長野ロケがあったんですけれども、それを感じて1年経ったんだ、やっと公開されて皆様に観ていただけるんだという嬉しさと切なさといろいろなことが混ざって、ちょっとエモい感じに一人なっておりました。この映画がより多くの方に届いてくれればいいなと思っています。皆様、今日はよろしくお願いします。
MC:ありがとうございました。そして長谷川監督、どうぞお願いいたします。
長谷川:楽しんでいただけたでしょうか?
(会場拍手)
長谷川:撮影の柴主さん、照明の長田さんという、日本映画界を代表するコンビが心を込めて撮ったこの7人の表情、お芝居、どうでしたか?
(会場拍手)
長谷川:強要するみたいですみません(笑)。間違いなく、この先ずっとそれぞれの場所で活躍してくれるみんなです。だから、どこか別の作品で彼らの姿を見る度に、「そういえば、『あの頃、君を追いかけた』に出ていたなぁ」とちょっとでも思い出していただけると嬉しいです。どうもありがとうございました。
MC:ありがとうございました。お客様は映画をすでにご覧になっている皆様ということで、様々なネタバレOKということで、ざっくばらんに今日はお話いただければと思っております。ではまず山田さん、一番好きなシーンは何でしょうか?
山田:これ、いつも取材をさせてもらった時に言うのが困っていたんですけど、観た後なのでめちゃくちゃ言えるんですけど、やっぱりこの映画は、7人でいるとき、浩介と真愛が二人でいる距離感というのがすごく重要だったと思うんです。だから、7人でいるシーンだったりとかを、全部真愛を思い出す、あのウェディング姿の、僕が新郎にチューした後の、カメラがこう行って、真愛が笑っている、あそこからの回想の流れが僕はすごく好きで。台湾版でもあそこで泣いたんですよ、僕。はい…。はいっ!!
MC:私も私事ですが、チューした後からずっとダーッと泣き通しで。皆さんもそうじゃないですか?あのあたりはもうずっと泣いている。
山田:皆さんはどこなんですかね?どういうところでくるんですかね?気になりますよね。
MC:山田さんと同じように、回想シーンで泣けたという方?
山田:(観客の反応に)えぇ!?めっちゃ嬉しいんですけど!!(爆笑する齋藤に対して)そんな笑う!?(笑)。
齋藤:ごめんなさい、ごめんなさい(笑)。何でもないです(笑)。
MC:わかるなぁと思いました。共感の輪が広がってよかったです。その後に好きなシーンをどんどん聞いていくとあれかもしれないんですけど、ぜひ皆さんが好きなシーンを聞いていこうと思います。齋藤さんはいかがでしたか?
齋藤:何だろうなぁ…私は…うーん…どんなシーンだ?
山田:覚えてないんかーい!
遊佐:忘れた?全部(笑)。嘘でしょ!
齋藤:覚えているんですけど、個人的に好きなのは、山田さんが雨の中、自転車に乗って「早瀬真愛、お前が好きだ」って叫ぶシーンは、やっぱりシーンとしてすごく美しいなと思うし…。
山田:あれも回想の中だよね。
齋藤:あ、そうでしたっけ?そっか…。
山田:一緒じゃん!
齋藤:一緒だ(笑)。なんだ、一緒でした~(笑)。