(左から)J・J・エイブラムス、前田敦子、サイモン・ペッグ、ジャスティン・リン
MC:プロデューサーのJ・J・エイブラムスさんに伺います。「スター・トレック」では初来日となったサイモン・ペッグさん、新しいタッグになったジャスティン・リン監督と一緒に来日されました。皆さんチームメイトのように見えますが、実際どんなご関係なんでしょうか。
JJ:サイモンは共同脚本家として参加してくれているし、ジャスティンを監督として迎えられて本当にラッキーです。すばらしい仕事をしてくれてビックリしています。才能にあふれていて面白い素敵な2人です。前2作を私が監督しましたが、ちょっと切ないのは今回がベストな作品になってしまったということです。
MC:ジャスティン・リン監督に伺います。元々「スター・トレック」シリーズの大ファンで、当時、製作を進めていた作品を蹴ってまでこの作品に携わられたということですが、JJさんから監督の指名を受けたときの感想を教えていただけますでしょうか。
ジャスティン:お話をいただいて本当に光栄に思いましたし、皆さんが愛と情熱を持っているシリーズに関わるということで、プレッシャーもすごく感じました。ただ、非常にラッキーだったのがすでにJJが築いていたすばらしいキャスト、またサイモン、こういった人たちと一緒に映画がつくれるということで、いい映画になると思いました。
MC:本作はジャスティン監督が得意とするスピード感あふれるアクションで、本シリーズに更なる魅力を加えていますが、苦労された点があれば教えてください。
ジャスティン:やる価値のあるものはすべて試練や挑戦が伴うんじゃないでしょうか。チャレンジがあったからこそより良いものができたと思うので感謝しています。
MC:サイモン・ペッグさんは脚本も担当されましたが、どんな経緯で共同執筆することになったんでしょうか。
サイモン:脚本を書かせてもらうために、JJに大金を払ったんでね。(と、笑いを誘う)JJとは10年の付き合いになっていますし、前2作品でもお世話になったプロデューサーとJJからお話をいただいて、もちろん断われないですしね。すばらしい機会になると思いましたし、大好きな方たちと仕事ができるということを光栄に思いました。
MC:サイモンさんは親日家でオタク文化がお好きということで、日本はうってつけの場所ではないかと思いますが、どこか行ってみたい場所などありますでしょうか。
サイモン:オタクー!(と絶叫)
いろんなところに行きたいですが、特にスノーボードが大好きで、日本ではすばらしいパウダースノーが体験できるということで、それを楽しみにしています。
MC:ありがとうございます。では、来日ゲストの皆さん、ここに集っていらっしゃるすべての皆さんとともに「スター・トレック」50周年イヤーを記念して、『スター・トレック BEYOND』ジャパンプレミアの会場で、23世紀の宇宙へのメッセージを発信するセレモニーを行ないたいと思います。それに先立ちまして、50周年記念セレモニーのアンバサダーをご紹介したいと思います。前田敦子さんです。
MC:前田さんよりひとことお願いします。
前田:『スター・トレック BEYOND』公開おめでとうございます。50周年記念セレモニーのアンバサダーを務めさせていただきます前田敦子です。皆さん、ジャパンプレミア楽しんでますかー!
(集ったファン)フーーーーー!!!
前田:すごく温かいですね。1作目のときに来日されたときの記者会見でJJさんにお会いして、それ以来すっかりファンになりました。今回またこうやって再会できてうれしいです。
MC:それでは前田さん、来日ゲストの皆さん、お集まりの皆さんでセレモニーを行なっていきたいと思います。準備はよろしいでしょうか。それでは前田さん掛け声をお願いします。
前田:それではカウントダウン、スタート!
(10、9、8、7、6、5、4、3、2、1 全員で『スター・トレック BEYOND』!!!!
宇宙へ向けたメッセージを発信!)
MC:ここにいる全員から23世紀の宇宙に向けたメッセージが発信されました。前田さんいかがでしょうか。
前田:すごいですね。ここからだと見えないですね。ありがとうございます皆さん。
MC:前田さんもU.S.S.エンタープライズ号のクルーの一員になれたんではないでしょうか。
前田:ここにいる皆さんと、なれたかなーと思います。ありがとうございます。
MC:次回作では、是非前田さんがクルーの一員として出演されることを期待したいなと思います。ありがとうございました。
JJ:皆さん今日はお集まりいただき本当にありがとうございます。いつも本当に温かく歓迎してくださって感謝しています。『スター・トレック BEYOND』是非、皆さんご覧になってください。皆さんのことを愛しています。ありがとうございます!
ファンと交流するサイモン。
JJも交流を満喫。
歌舞伎町になじみすぎているジャスティン・リン監督。意外にも(!?)「ジャスティーン!!」と黄色い声援も飛ぶ。
前田とはなぜか微妙な距離感が。。
さまざまな演出でイベントは大いに盛り上がった。