MC:ありがとうございます。引き続き、お話を伺って参りましょう。佐藤さん、この度は日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞、おめでとうございます!
佐藤:ありがとうございます!
(会場拍手)
観客:おめでとーう!!
佐藤:ありがとうございます!
MC:受賞のお知らせを聞いたときはどんなお気持ちでした?
佐藤:嬉しかったです。こうやって「おめでとう」と言ってくれることも嬉しいですし、いつも応援してくださっている皆さんが喜んでくれることが一番嬉しいですね。
MC:しかも、健さんだけではなく、土屋さんと薬師丸さん、映画全体でいいますと音楽の村松さんもご一緒に4冠ということになりました。以前ラジオで、佐藤さんは「土屋さんにぜひアカデミー賞をとらせてあげたい」とおっしゃっていましたもんね。まさに実現ということになりました。
佐藤:そうですね。でも、いつも思っているんですけど、役者に対する評価っていうのって、大ヒットしたとかも含めて、特に賞なんていうのはそうなんですけど、役者の力っていうのはものすごくちっぽけなものだと思っていて、やっぱりどんな作品と出会えるか、どんな役と出会えるか、それ以上にどんな監督たち含めクリエイターの皆さんと一緒に仕事ができるかということで、僕たちは活かされもするし、その逆も然りだと思っていますね。今回においては、僕は完全に、この賞をいただいた要因のほとんどは瀬々監督のおかげだなぁと、これは謙遜ではなく思っています。
MC:瀬々組の皆さんの総合力というか、力の結集で今回の賞ということですかね。
佐藤:そうですね。土屋さんに関しては、賞とかを取っても何も僕は驚かないような力を持っている女優さんだと思っていたので、あとは、それこそ出会いさえあれば、こういった賞をもらえるような素敵なことが起きるんじゃないかなとずっと思っていたので、今回はまさにそういったアカデミー賞とかを目指せる役に出会ったなぁという思いで、土屋さんにそういった言葉をかけていたという感じですね。
MC:改めて、おめでとうございます!
佐藤:ありがとうございます。
(会場拍手)
MC:皆様の素晴らしい演技にも注目が集まっている本作。今日は、皆さんはこの後ご覧になるということなんですね。
佐藤:おす。
MC:皆さんに堪能していただきたいんですけれども、今回の映画の大ヒットを受けまして、今日はこのようなものをご用意いたしました!お願いいたします。ちょっと入場に時間がかかるんですが…登場いたしまいした。佐藤さん、いよいよ来週2月14日は何の日でしょう?
佐藤:バレンタインデーですね!
MC:おっしゃる通りです。バレンタインということで、『8年越しの花嫁』特製バレンタインチョコレートをご用意いたしました!
佐藤:ありがとうございます!
MC:佐藤さんは、“逆チョコ”という言葉を聞いたことはございますよね?
佐藤:ちらほらと。
MC:そうですか!ちなみに、逆チョコはしたことありますか?
佐藤:ないですね。僕の記憶が正しければないと思います。
MC:どうしましょう、今日は。
佐藤:そうなんですよ。そんな僕の初めての逆チョコを、本日皆様にお送りできたらなと(笑)。
観客:チョコ欲しい!!
佐藤:そういうリアクション、とっても嬉しい!ありがとう!(笑)。
MC:佐藤さんからの逆チョコがある今日のこの舞台挨拶となっております。佐藤さん、手に何かをお持ちになっているんですが、チョコレートをお持ちになっているわけですね。今、腕まくりしましたね(笑)。何かを書こうとされています。では、チョコレートを完成させていただこうと思います。ここから集中が入りますので(笑)、佐藤さん、よろしくお願いします。すごい腰の入ったポーズになっていらっしゃいますが(笑)…今、何やら字を書きこんでいらっしゃるわけですね。
佐藤:椅子が欲しい!