結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁と、彼女を8年間待ち続けた新郎の奇跡の実話を描いた映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』。本作の大ヒット記念舞台挨拶が2月7日に丸の内ピカデリーで行われ、キャストの佐藤健が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC：映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』大ヒット御礼の舞台挨拶にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。去年の12月16日に公開され、大ヒットスタートを切った本作なんですけれども、公開から1か月半が経った今もなお、連日多くのお客様にご来場いただきロングランヒットを続けております。そして、先日ついに、観客動員数が210万人を突破、興行収入も26億円を突破いたしました。また、第41回日本アカデミー賞では、佐藤健さんが優秀主演男優賞、土屋太鳳さんが優秀主演女優賞、さらに薬師丸ひろ子さんが優秀助演女優賞を受賞されるなど、4冠に輝いております。本日は本作を応援してくださったお客様へのお礼といたしまして、これより舞台挨拶を執り行いたいと思います。

それではお待たせいたしました。お呼びしましょう。後ろの扉にご注目ください。『8年越しの花嫁』主演の佐藤健さんです！

佐藤さん、ようこそお越しくださいました。

佐藤：ありがとうございます！

MC：大熱狂の観客の皆様に包まれてご登場いただきました。まずは、ご挨拶を一言いただけますか？

佐藤：本日はお越しいただき、本当にありがとうございます。佐藤健です。公開してこんなに時間が経った今、またこうやって舞台挨拶ができるということをすごく嬉しく思っております。本当に皆様の応援のおかげです。本当に感謝しております。ありがとうございます。今日は、そんな感謝の気持ちを込めて、少しでも恩返しができたらなぁという思いで舞台挨拶を進めていけたらと思っています。さっきもちょっと、いつもよりゆっくり歩きました（笑）。そんな感じです（笑）。今日はよろしくお願いいたします。

MC：ありがとうございます。よろしくお願いいたします。4度目となる御礼のご挨拶になりますけれども、映画はご好評いただいておりますね！

佐藤：ありがとうございます。歩いてくるときに、皆さんが「おめでとう！」と声をかけてくれるような舞台挨拶は初めてですね。今日はそういう感じなんですか？

MC：そうですね、佐藤さんに「おめでとう」と伝える会ということで、皆さんよろしいですよね？

（会場拍手）

佐藤：ありがとうございます！新しかったですね。すごく嬉しかったです。感動しちゃいました。

MC：正直なところ、ここまで大ヒットすると思っていらっしゃいました？

佐藤：…思っていました（笑）。

MC：そうでしたか！

佐藤：ドキュメンタリーを初めて観たときに、本当になんて素敵な物語なんだろうと思ったんですよ。だからこそ、それをそのまま伝えることができたら、やっぱりみんな感動してくれると思うし、映画もヒットするんじゃないかなと思っていて、むしろそうしないといけないという思いでやっていたので、“今日”までは正直、想像というか目指していたところですね。これ以上ヒットしたら、僕の想像を超えてくる。

MC：おそらくヒットしますね。

佐藤：ありがとうございます。

MC：尚志さんにも、これだけ大ヒットの反響をいただけると喜びの声を伝えたくなりますよね。

佐藤：そうですね。喜びの声もそうだし、改めて僕から感謝の言葉を伝えたいですね。尚志さんと麻衣さん、そのご家族の皆様があんな奇跡を起こしてくれたから、あんなに懸命に人生を生きてくださったから、このような素敵な時間を今過ごすことができているので、改めて感謝の気持ちを伝えたいですね。