MC:記者の方の手が一斉に動きましたけども(笑)。そして松坂さん、先ほどお話にも出ましたが、パディントンはプレゼントのためにいろいろとバイトをして、しでかしてしまうんですけれども、初めてアルバイトをしたときのことは覚えていらっしゃいますか?何かエピソードがあったら聞かせていただきたいです。
松坂:初めてバイトしたのはスーパーの青果コーナーでしたね。野菜を売っていて、料理とかしたことがないので知識も何もわからないんですけど、お客さんに言われるんですよね、「どう調理したらいいですか?この野菜」みたいなことを。よく言われていたんですけど、大体「うーん、煮たらいいんじゃないですかね」「あー、もう煮たほうがいいと思います」「これは煮たほうがいいやつですよ」って基本的に全部そこに繋げてなんとなく乗り切っていましたね。
MC:ご近所に煮込み料理が増えるということですね(笑)。
松坂:そうですね(笑)。野菜は大抵煮たらたぶんおいしくなる(笑)。
MC:意外ですね。青果コーナーでアルバイトされていたんですね。ありがとうございます。前作のイベントのときに、松坂さんと三戸さんに「パディントンとクリスマスデートに出かけるとしたら、パディントンをどんなところに連れて行ってあげたいですか?」というご質問をさせていただいたのですが、古田さん、斎藤さんだったら、パディントンをどんなところに連れて行ってあげたいですか?
古田:三茶ですね。
(会場爆笑)
古田:三茶、おいしいお店がいっぱいあるから。
MC:なるほど。三角地帯とかおいしいところがありますからね(笑)。斎藤さんはいかがでしょうか?
斎藤:僕はぜひパディントンの前髪を揃えて古田さんの『ロッキー・ホラー・ショー』の舞台に連れて行きたいなと思います。昨日まで仙台公演で。日本のカルチャーを見せたいなと思いますね。
MC:古田さん、パディントンが来たらどうされますか?
古田:網タイツを履かせます。
(会場爆笑)
斎藤:(笑)。毛が出るね(笑)。
MC:ものすごい量の毛が飛び出そうですけども(笑)。ありがとうございます。先ほどからパディントンのお話をしてきましたが、今回吹替版の完成をお祝いするために、なんとロンドンからパディントンが駆けつけてくれました!皆さん、拍手でお迎えください!
古田:階段こけなかったねぇ。
松坂:ちょっとひやひやして見ていました。
斎藤:みんなが注目していましたね。
松坂:良かった!
MC:パディントン、会場の方に挨拶をぜひお願いします。紳士ですからね、帽子を持っていただいて…パディントンです!
(会場拍手)
MC:パディントンはただ駆けつけてくれただけでなく、とっておきのプレゼントを持ってきてくれたんですよね。皆さんもお気づきかと思いますが…。
斎藤:シャケですか?
(会場爆笑)
斎藤:(シャケを抱えるジェスチャーをしたパディントンに)大丈夫ですよ、乗らなくて(笑)。
MC:結構乗ってくれるんですね、パディントン(笑)。
斎藤:舞台裏でも徹底してパディントン。
松坂:徹底ですよ。さすがだなと。
MC:パディントン、私がちょっと緊張してると言ったら、“人”っていう字を手に書いてくれたんですよね。
(会場爆笑)
松坂:よく知ってますねぇ!どこ出身ですか?(笑)。
斎藤:木彫りの熊をあげたいですね。
MC:ではパディントン、皆さんの後ろにあるベールのかかった…何でしょうね?こちらをパディントンにアンベールをしていただきたいなと思います。パディントン、「せーの!」と言ったら引いてくださいね。
斎藤:かくし芸みたいになってますね(笑)。
MC:それではお願いします!せーの!!