MC:ありがとうございます。ここからお話を伺って参ります。まず、松坂さん、古田さん、三戸さんに伺いたいのですが、2年ぶりにパディントン、ブラウン一家と再会となったと思うんですけれども、実際に再会を果たした今のお気持ちはいかがですか?
松坂:もう「待ってました!」という感じでしたね。『1』から約2年くらいですけど、『1』を観終わって「これはきっと『2』があるだろうなぁ」って内心ほのかな期待があったので、やはり海外で『2』の製作決定というニュースを見て、あとは日本で上映されるかどうかだなぁと考えていました。日本でも『1』はお客さんが入ったような気がして、「これ絶対来るだろうな」って思っていたら…「あ!待ってました!ありがとうございます」っていう、そういう喜びが大きかったですね。
MC:『1』でもパディントンがお客さんの心をがっちりと掴みましたからね!
松坂:ありがたかったです。本当に。
MC:古田さんは2年ぶりの再会はいかがでしたか?
古田:パディントンが都会に慣れちゃっていて、文明を恐れていたのがなくなって、すっかりイギリスの暮らしに慣れていたよね。あと困ったのが、お父さんがすごくふざけだした(笑)。
松坂:『2』はすごいですよね!お父さんのふざけ具合(笑)。
古田:前回はパディントンとどう接していいのかわからないみたいな感じだったのが、完全にふざけにかかってますから、これは期待していただきたいですね。
MC:かなりパディントンも一家やロンドンに馴染んでいましたよね。あれもふざけている、心を許しているということかもしれないですよね。三戸さんは2年ぶりの再会はいかがでしたか?
三戸:すごく嬉しかったです。しかも前作のジュディはパディントンのことを「キモい」だの本当に悪口ばかり言っていたんですけれど、2のジュディはもうめちゃくちゃお姉ちゃんに成長していまして、お父さんはふざけているんですけど、ジュディは結構真面目に一生懸命パディントンと向き合っている感じがして、すごく微笑ましいなと思いました。
MC:ジュディも女に近づいている感じがして、今回もいろいろと経験していますものね。そして斎藤さん、今回初めての『パディントン』への参加ですけれども、この映画のパディントンもそうですし、ブラウン一家の魅力ってどんなところだと思いますか?
斎藤:『2』に関しては、パディントンがブラウン一家と一緒にいないときこそ相手のことを思い合う絆みたいなものが、パート1を経てしっかり描かれていて、そこに対してどう敵対するかということに専念できましたね。
MC:今回は“落ち目の俳優”、フェニックス・ブキャナンがやはりポイントですからね。
斎藤:取材でも引き出されるんです(笑)。ありがとうございます。
MC:フェニックス・ブキャナンが落ち目ですからね!
斎藤:僕自身も上がったと思わなければ落ちていかないなという強いマインドを手に入れたので、そもそも上ってもいないと戒めて生きております。ありがとうございます。
MC:ありがとうございます(笑)。そして皆さんにお伺いしたいのですが、実際の完成した『パディントン2』、ご覧になっていかがでしたか?斎藤さんは英語の歌にも挑戦されていますからね!
斎藤:いやいや(笑)。僕は全然…。
観客:えぇー!!
斎藤:「えぇー!!」ですよね(笑)。めちゃくちゃおもしろいです。自分が関わったとか関係なく惹きつけられました。僕はパディントンのバイトのシーンがめちゃくちゃ好きで。バイトを探すなら僕に聞いてほしいなと思いますね。
(会場爆笑)
MC:ほんとですね(笑)。ぜひ聞いてからバイト先を探してほしかったですね。
斎藤:ぴったりのバイトを見つけますので。
松坂:何ですかね、パディントンがバイトするとしたら。
斎藤:そうですねぇ…。体毛は活かしたいですよね。
(会場爆笑)
斎藤:ぬるぬるプロレスみたいな。野獣対女子プロレスラーみたいな(笑)。