【全起こし】大泉洋「まだまだ作りたい。僕たちに『4』を作らせてほしい」映画『探偵はBARにいる3』初日舞台挨拶 全文掲載!

MC:どうもありがとうございます。キャンペーンを経て、ついに映画の公開初日ということで、改めておめでとうごさいます。まずは大泉洋さんに伺いたいと思いますが、『探偵はBARにいる3』ということで、バディぶりが定着したと思うのですが、改めて横にいらっしゃる松田龍平さんのすごいところはどんなところでしょうか?

大泉:松田さんはですね、皆さんもお気づきかとは思うのですけど、面白いんですね。正直に申し上げまして、この映画の中で、私と松田龍平とどっちが面白いかといったらですね、ほんのちょっとだけ僕の方が面白いぐらい。これだけ、笑わせたいと思っている僕にここまて肉薄する面白さ。これはやっぱりすごいですね。私は、パンツ一丁になって、小樽の冬の海に出て、必死に笑わそうとしているのに、この男はたま~にボソッとしゃべるだけで、ずいぶん面白い。嫌いです。ただ、面白いということに対して、私は面白いの奴隷ですから、そう考えるとやっぱりここまで頼れる相棒はいないですね。松田龍平がこの映画に出てくれたことが、なによりもラッキーなこと。幸せなことだと思います。

MC:おー。大泉洋さんが熱く語っている時、松田さんは後ろでクスクス笑ってらっしゃいましたが、松田龍平さんは大泉洋さんのバディとしてお付き合いしてきて、大泉さんのすごいところはどこだと思いますか?

松田:そうですねえ…。うーん…。どこですかねえ…。

大泉:ちゃんと台本に書いてあったぞ、この質問。

松田:そうなんです。台本読んだんですけど、なかなか…。そうですね…。別にあの…(笑)。

大泉:もうちょっと待ってね。全国のみんな、ごめんね。必ず言わせるから。

松田:なんですかね。雰囲気が楽しくなることかな…。大泉さん、すごいしゃべるじゃないですか?内容をちゃんと聞くと、そんなに面白いこと言ってないんですよ。

大泉:(爆笑)

松田:すいません(笑)。それでもすごいテンションが上がるというか、笑っちゃうというか。

大泉:そう!文字にするとね、ホントに大したことない言ってないの。

松田:だから完全にムードメーカー。

大泉:雰囲気笑いね(笑)。でも、なかなかやろうと思ってもできないですよ。これだけ中身なく笑わせるって。

松田:それで、キャンペーンで結構色々回って、大泉さんになりたいと思って、僕ももう少しトークを上手くなりたいと思って、頑張ったんですけど、やっぱり難しくて、今日パーマかけてこようかなと思ったんですけど…

大泉:(笑)外見からね、形からね。大事。

松田:形変えても無理だろうなと思って、ありのままの自分でいようと。

大泉:(笑)結論的には(笑)。

松田:はい(笑)。でもそれくらい影響を受けていて、シリーズ3作目ですけど、ご一緒できて光栄といいますか、いろいろと得られるものが多くて楽しいです。

大泉:こう言ってます。

MC:この2人のバディは観続けていきたいですね、私たちは。

大泉:ありがとうございました。

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MC:どうもありがとうございます。では続きまして北川景子さんにお伺いしたいと思います。本作に出演されて、ご自身にとって『探偵はBARにいる』はどういう存在になりましたでしょうか?

北川:今回結構、殴ったりとか叫んだりとか銃を撃ったりとか、悪いシーンが多かったので悪女デビュー作品になったと思います。

MC:素敵でしたよね、大泉さん? 北川さんの悪女ぶりは。

大泉:素晴らしかったですよ。なかなかね、やってもらえる役じゃないといいましょうか、北川さんのさまざまな面が全て出ていて良かったと思いますね。来年の大泉洋映画祭はそうとう期待しててもいいと思います。最優秀主演女優賞の可能性が高いと思います。

北川:ありがとうございます(笑)。

大泉:はい。今年はね、私が獲りましたけど、来年からは女優賞も設けられるということで。

北川:期待できますか?

大泉:相当高いと思いますね。下馬評では相当「北川スゲえ」って話になってますから。

北川:そうですか!?早く来年になって欲しいですね。

大泉:ただ、こないと受賞できないんですよ。

北川:ここにですね(笑)?

大泉:はい。ここに来てくれれば可能性は高いですから。

北川:分かりました。うかがいます(笑)。

大泉:ぜひ。

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