MC：大泉洋さんの主演作を集めた7作品の中から、最優秀主演男優賞を決定いたします。そしてまさかの映画祭初日に発表です。その栄冠は果たして誰が手にするのか。楽しみです！では、プレゼンターの前田敦子さん、お願いいたします。

（会場爆笑）

前田：では開けさせていただきます。…それでは発表させていただきます。第1回大泉洋映画祭、最優秀主演男優賞は……大泉洋さんです！！

（会場拍手）

MC：おめでとうございます！！第1回大泉洋映画祭、最優秀主演男優賞は大泉洋さんです！！盛大な拍手をお願いいたします！！それでは、受賞された大泉洋さんに前田敦子さんからトロフィーの贈呈です。このトロフィーは、大泉洋さんをかたどった黄金のトロフィーとなります。もちろん7作品全ての受賞になります！

（会場爆笑）

観客：おめでとーう！！

MC：では、受賞されました大泉洋さんから、ぜひ今のお気持ちをお聞かせいただければと思います。

観客：泣かないで！！頑張って！！

大泉：すいません、ちょっと…。自分でも予期していなかったので…。まさか本当に獲れるとは思っていなかったです。驚いています。この栄えある第1回大泉洋国際映画祭、やはり1回目の最優秀主演男優賞というのは本当に光栄なことだなぁと思っています。こういうトロフィーは初めて見ました。これはこれからも毎年獲った人をかたどってくれるんですか？

MC：大泉洋映画祭なのでこちらがトロフィーの形になります。

大泉：僕をそのままかたどったようなトロフィーができて、でも若干髪型に大仏感が出ていて、もう少し細かく作り込んでいてくれると良かったなと、東映さんにはそう思いまけど。でも最優秀主演男優賞、あまり獲ることがない賞で本当に嬉しいなと思っています。これで万が一、僕じゃなかったらどうしようと一瞬ビビったんですけど、こうやってもらえて。でも東映さんにお願いしたいのは、今日ここに上がる直前に打ち合わせをさせてくださいって前田さんに読んでもらう紙を見せて、「ここで出します。大泉と書いてありますので」とか、そういう打ち合わせは僕の前ではやってほしくなかったなと。もう少し東映さんも重々しくこのイベントに挑んでほしかったんですけど、僕がここに来た瞬間に嬉しそうに東映のスタッフさんが「このトロフィー、いいでしょ！」って見せてくるし…。東映のこのイベントに対する茶番感がひどいというか…。

（会場爆笑）

大泉：もっと重々しくやってほしかったなと思うんです。「すごくないですか、これ！」って嬉しそうに最初から俺に見せてくる。本当はここで初めて見たかったですし、まぁ嬉しいですけど。おそらく、日本の俳優界でこのイベントをやるっていうのは僕だけだと思っています。大泉洋映画祭で最優秀主演男優賞をもらえるっていう、おそらく今後まねする人は出てこないと思います。でも本当に喜ばしいですし、これをプレゼンターとしてやってくれた前田敦子さんに感謝しています。触るのやめてもらっていいですか？素材何ですかって言うのやめてください。これは金ですから。

前田：本当ですか？

大泉：触ったらつくかもしれないよ？

前田：…あ！ほんとだ！！きらきらになります（笑）。

（会場爆笑）

大泉：次回、前田敦子映画祭があったらときには僕が行くから！

前田：来てくれますか？

大泉：もちろん行く！

前田：やったー！頑張ろう！

大泉：最優秀主演女優賞はって読むから。

前田：これ私（の形のトロフィー）に…（笑）恥ずかしい…（笑）。

（会場爆笑）

大泉：恥ずかしいとは何事だ！この栄えある賞を恥ずかしいとは何事だ！

前田：大泉さんだからこういう（トロフィーの）形になって、すごいですね（笑）。

大泉：本当に嬉しく思っています。皆さんのおかげです。ありがとうございました！

MC：改めまして受賞、おめでとうございます！

（会場拍手）