【全起こし】大泉洋、前田敦子に大感謝「大泉洋映画祭に来てくれるのは、あなただけ!」 映画『探偵はBARにいる3』公開記念、大泉洋“国際”映画祭 全文掲載!

MC:前田さんは『探偵はBARにいる3』で非常に大泉さんによくしていただいたというのは伺っているのですが、印象に残っている撮影での思い出はございますか?

前田:ファンの皆さんの前ではご飯の話とかたくさんしましたもんね。

大泉:そうですね。

前田:昨日もテレビで観ました。

大泉:ありがとうございます(笑)。北海道の(笑)。

前田:あの前日はご一緒でしたよね。バナナマンさんの番組を撮った次の日じゃないですか?

大泉:そうだったかもしれないね。「明日から北海道だ」って言ってたんだっけ?

前田:そうです。でも全然関係ない…(笑)。

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大泉:(笑)。とにかく印象的だったのは、この人は忙しいから北海道に遅い飛行機でやって来て、車の中では寝ていらして、ホテルに着いたときはフラフラで。忙しいなかでいつも大変だなぁって、この方は応援したくなる方ですよ。私はこの方のお芝居が好きで、そのうちポッ!と、フイッ!っと世界に出て行ってしまいそうな方だなぁといつも思っています。もう随分褒めたよね、あの深夜のドラマ。あれがもう素晴らしくて!

前田:褒めてくれました。そのときにメールくれました。

大泉:今回の『探偵は~3』も難しいと言えば難しい役だと思うんですよ。バカっぽいんだけどもずる賢い感じとかもあっさりやってしまう方なので、とにかくあっちゃんが『探偵~3』に出てくれたのが嬉しかったです。また非常に厚みが増したというか。

前田:私が大泉さんのいいところを話さなきゃいけない時間だったのに…。

大泉:俺、倍ぐらい話しちゃったけど(笑)。いいんだよ。何でもいいから話したいんだよ。

前田:そうですよね。大泉さんがしゃべることに意味があると思います(笑)。

大泉:そうですよ。全然問題ないよ?

MC:素敵な交流関係でございます。

(会場拍手)

MC:大泉洋さんの映画愛は私も強く思っているんですけども、この『探偵はBARにいる』シリーズは映画らしさが詰まっているという声も上がっております。そこで、大泉洋さんが考えられる“映画らしさ”“映画の魅力”というのはどういったことだと思われますか?

大泉:なんでございましょうかねぇ…。やっぱり私が思うには、映画もテレビも映像だということに変わりはないですけど、日本で撮る場合って圧倒的に時間のかけ方が違うと思うんですよね。テレビってどうしても時間がないなかで、放送に追われるなかで撮っていて、でも映画はとことんこだわっているというか、それがやっぱり画に出てくるのかなという気はしますね。時間をかけるから画に奥行きがあるというか、奥の奥までこだわって皆さんが作り込んでいく。画の広がり、奥行きみたいなものに時間をかけているなって、やっぱり映画を観たときは思いますね。その美しさというか、手間と時間をかけているなって感じるのが映画っていう感じがしますね。段取りとかも映画は時間のかけ方が違いますよね。テレビだったらバババッと「じゃあ変わりましょう!」って感じだけど、映画って時間がかかるもんね?

前田:待ち時間も時間がかかりますしね。

大泉:ね。えらい待つよな。

前田:大泉さんはあまり好きじゃないですよね。

大泉:いや、そんなことないよ?俺は待つよ。

前田:本当ですか?押すのは好きじゃないですよね?

大泉:押すのは好きじゃないよね。

前田:(笑)。

大泉:もっと早くやりたいけどね。映画だとしょうがないということはございますな。

MC:そういった意味でも『探偵はBARにいる3』は自信を持っておすすめできると。

大泉:今回も吉田監督がすごく美しい画を撮ってくれているし、1カット1カットこだわって撮っているので、そういうこだわりは皆さんに伝わるのではないかなと思いますね。

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MC:ありがとうございました。

(会場拍手)

MC:突然ですが、ここ第1回大泉洋映画祭の最優秀主演男優賞を発表させていただきます!

(会場爆笑)