MC：目が本気でギラッとしましたよね。見逃さなかったです。本作は女性の切実さ、無様さ、そういった心の奥にある毒が丸見えに、赤裸々に描かれているので、非常に身に覚えがあってリアルだったんですけれども、そんな女性陣を観ていて、田中さん、中村さんはいかがでしたか？

中村：皆さん一生懸命でかわいらしかったですよ。

田中：これ難しいんですよね！どこまで言えばネタバレになっちゃうか、ネタバレにならないかがすごい難しいね。だからみんなクズです。結果みんなクズです。

（会場爆笑）

中村：（笑）

MC：まとめるとそういうことですね。

中村：圭さん、それしか言ってないですよ（笑）

田中：難しくない？！なるべくフラットな状態で観てほしいかな。難しいよね。

中村：みんなかわいらしかったですよね。みんなちっちゃい嘘をついていたりするから。それは女の子っぽいなって思いましたけど。まぁ、みんなクズです！

MC：通称クズケンと呼ばれている中村さんからも…。

中村：こっちに返ってきちゃった（笑）

田中：クズケンのクズは名字ですけどね！

MC：久住ですよね。

中村：わりと一番まともだったりするんですよね。

MC：久住ですからね。ありがとうございます。そして監督、岡田さんにも伺いたいんですけど、女性陣が振り回されているのを見て、伊藤くんご自身はどう思っていたんでしょうか？岡田さんはどう思っていたんでしょうか？

岡田：いや、別に何にも思わず…（笑）。皆さん、テストが終わってカットがかかるとすっごいちっちゃい声で「気持ちわりぃ…」って言うんですよ（笑）。それで結構心がクッってなるんですけど、「でも伊藤くんだから。俺じゃないし…」と思って一生懸命役を全うしていました。

MC：それを見て監督はニヤニヤされていたわけですね！

廣木：そうですね。岡田くんが伊藤くんにどんどんはまっていくと、どんどんおもしろくて。やめちゃいけないよって言いながら、もうちょっとやってって言ってました。

MC：究極に痛い男が誕生しましたけども、監督は本作を映画化するにあたって一番こだわった点はどのような点でしょうか？

廣木：女優さん、男優さんのそれぞれの個性をチョイスして、一本の映画にまとめていく。言えないですけど、それぞれにいろいろな見せ場があるようにしたいなぁと思ったので、そこはすごく頑張りました。

MC：それぞれの見せ場があるということで、コメントを頂きました。

（廣木監督が何か発言する）

木村：廣木さん、聞こえないから！語尾までしっかり言ってください！（笑）

MC：ありがとうございます（笑）。そして、今年も残り1か月ということで、モンスター級・痛い男と女たちの痛くて無様な姿が赤裸々に描かれている本作にちなみまして、皆さんに今年1番痛かったこと、無様だったことを伺いたいなと思うんですが、まずは田中さんから伺ってもいいですか？

田中：僕は身体を鍛える時期が定期的にありまして、炭水化物を抜くとかもやっていたんですよ。ジムに行って、たんぱく質を摂って、炭水化物は食べたいけど抜くぞ！ってたまに自慢しながら、俺、そば食ってたんですよ。そしたら「お前、それ炭水化物じゃん！」って言われて。ずっとそばって炭水化物じゃないって思ってたんですよ。こういうことでしょ！！痛いことって！！そばって炭水化物なんだけど、うどんはわかるじゃん。そばって実際、運動する前に食べると本当にいいんですよ。これ本当ですよ！これ本当ですからね、皆さん。運動するときはそばが脂肪の燃焼を助けてくれるんですよ。

中村：もう痛い感じになってますよ。

田中：おっけ、おっけ！次いこう！